年内で活動休止することを発表しているアイドルグループの嵐が、ネット配信による“オンラインツアー”の実施を画策していることを、6月16日発売の週刊誌「週刊女性」(主婦と生活社)が伝えた。
これは、新型コロナウイルスの影響でライブ中止が相次ぐことに対する措置であり、ライブ自体は無観客で開催され、有料でネット配信されるとのことだが……。
この報道を受け、ファンの間では「コロナの事情があるとはいえ、最後は生の姿が見たい」「チケット取れないから助かる」など、賛否両論の声が集まっている。
「嵐のメンバーは、約300万人にも達するファンクラブの全会員をライブに動員したい、との希望があるようですが、収容人数に限りのないオンラインツアーであれば可能な上に、得られる収益は莫大なものになるでしょう。
また、ただでさえ希少なチケットが、ラストツアーということでさらに“プラチナ化”しているため、ファン側にも“ライブに参加できる”というメリットがあります。その一方、コロナの事情で仕方ないとはいえ、事実上の解散ともウワサされるだけに、『動画配信でお別れになったら、寂しすぎる』と嘆く声も広まっているようです」(芸能関係者)
ライブに限らず、今後のエンタメ業界はこれまで以上にネット配信が大きな役割を担うことになる。6月11日放送のバラエティ番組『櫻井・有吉 THE夜会』(TBS系)では、MCを務める櫻井翔が、その可能性の大きさに気づき興味を示す場面があった。