ついにジョジョも! 人気漫画やアニメが実写映画化される理由とは?

編集部
  さらに、ビジネスという部分以外にも、人気漫画実写化がここまで乱立する理由に「熱意」や「夢」、「ロマン」というキーワードを挙げる映画人も多い。

  原作ファンをはじめ、世論が“無理”という実写化に対して、ファンと同じ熱量を持っている作り手が「自分ならきっと世界観を表現できるんだ」というロマンを抱くというわけだ。

  小栗旬主演で実写映画化される『銀魂』の作者・空知英秋氏は、公式サイトで「わざわざ沈む船に乗り込んだ『現代』の『侍』達の姿を見て、笑うも結構、泣くのも結構。映画と一緒にその顛末もお楽しみあ~れ」と、実写化に対して否定的な世論を鑑みて、製作陣に愛のあるコメントを発信している。

  映画は、基本的にお金を集めて、その制作費で作品を作り、それを多くの人に広め、劇場へ足を運んでもらい、収益を得るというビジネスモデルだ(その他、ソフト化やテレビなどへの放映権料などの収益もあるが…)。

  出資側は、すでに実績のある漫画やアニメの原作ならば、リクープする可能性が高いと判断する。
  出来上がった作品を広く認知させるためには、ネームバリューというのは非常に重要な要素になる。
  良くも悪くも話題になるというのは、それだけ人の目に触れる機会が増えるということだ。
  そして制作サイドには“思い入れ”を持つことで、作品に対する熱量がこもる…。

  この一気通貫の流れを考えると、人気漫画やアニメを実写映画化することが多いのは、至極当然の現象と言えるだろう。

ついにジョジョも! 人気漫画やアニメが実写映画化される理由とは?のページです。エンタMEGAは、エンタメ映画カルチャーの最新ニュースをいち早くお届けします。芸能ニュースの真相に迫るならエンタMEGAへ!