アンジャッシュ・渡部建の“トイレ不倫”が話題になるなか、多目的トイレユーザーの乙武洋匡氏が自身のYouTubeチャンネルを更新。多目的トイレに対する正しい認識を促した。
6月11日の動画で、乙武氏は「決して誰かを茶化したりとか、批判したりとか、そういう意味合いではなく」と前置きしたうえで、「一般のトイレが使えないという方、いるわけです。私もそうです。そうなってくると、そこが埋まっちゃってるとね、えらいことになるんですよ」と説明。
実際、多目的トイレが埋まっていて困った経験のある車椅子ユーザーは7割にも及ぶといい、「なんとなく広いし、空いてるし……というようなことで気軽に使ってる方、多いと思う」「使うなとは言いません。ただ、そこしか使えない方がいるんだということは、なんとか心に留めておいていただけるとありがたい」と繰り返し訴えた。
また、異性が介助するケースも多いことを挙げ、「あのふたり、男女の組み合わせなのに多目的トイレ入っていった…っていうふうに、穿った目で見るというのも控えていただきたい」と呼び掛けた。
この動画を投稿した理由について、「こんなに多目的トイレに皆さんの注目が集まる機会ってなかなかないと思うので」と説明した乙武氏だが、コメント欄には同調や感謝の声が殺到。
「ほんとに、なるべく、開けておいてほしいです」「乙武さんのような知名度のある方が発信してくれると、啓蒙になります!」「パラアスリートからも同じような話をききました!ハロウィンの時期に着替えに使われると、そこしか使えない方が困ってしまうとのことでした」「いずれそうなる可能性は誰にでもあると思います。利用者からの発言とても勉強になりました」(原文ママ)といった書き込みが見られる。