TOKIOの長瀬智也の独立が一部週刊誌で報じられ大きな話題となって久しいが、業界内では「独立の可能性は相当高そうだ」という声が日に日に高まっている。報道によれば、2021年４月にもジャニーズ事務所を退所する意向を上層部に伝えているという長瀬だが……。
「事務所に対する不満が爆発に至ったようです。長瀬はもともと、アイドル的な要素をあまり好まず、音楽にのめり込むタイプで実は自作曲も多いんです。ベースの山口達也が不祥事を起こし、2018年にTOKIOを抜けて以降、音楽活動が滞っていることにフラストレーションをためこんでいるようです。
最近では、創作意欲を映像制作の方向に定めていますよ。バイクや釣りなど多趣味で社交的な性格もあいまって、同業の俳優やプロデューサー、ディレクター、脚本家、美術やデザイナー、スタイスト、メイクなど裏方の人脈は多岐にわたっています。コロナ禍では、そういった人の協力を得ながら、自主的な映像作品の準備に励んでいるみたいです。出し所は明かされていませんが、映画祭のコンペティションに参加するのか、ミニシアター系の映画館で上映されるのか、突然あっと驚く展開が待ち受けているでしょう」（芸能関係者）
その一方でジャニーズ事務所は、創業者であるジャニー喜多川氏の死去による影響が広範囲におよび激変期を迎えているようだ。その中で長瀬の動向も大きなカギを握る。
「SMAPの解散あたりからゴタゴタが始まりました。嵐は2020年度で活動休止が決まっていて、関ジャニ∞は錦戸亮や渋谷すばるが抜け手負いの状態です。NEWSは近年メンバーの不祥事が頻発し、人気の手越祐也はステイホーム破りで無期限芸能活動休止となっています。これで長瀬の退所、TOKIO解散までになれば、ジャニーズ事務所のパワーや求心力が業界内で一気に低下してしまいます。テレビ局や広告代理店への影響力がなくなり、露出させたい若手を歌番組やドラマなどへのゴリ押しすることも通じなくなり、次代の人気グループを生み出すことができないことにつながります。なんとしても長瀬には、退所を思いとどまらせたいようです。周囲も手をこまねいているばかりではなく、長瀬が現在の環境でも仕事に熱中できるよう、彼が好むようなドラマの主演の話を進めているみたいです」（同）
長瀬に今後どういった展開が待ち受けるのか。ジャニーズ事務所とTOKIOファンの心配は尽きない……。
