6月10日放送の『今夜くらべてみました』(日本テレビ系)で、指原莉乃が自身の恋愛観を独特の例えで表現した。
この日の放送には松田優作と美由紀の長女、ゆう姫が二度目の登場。とにかく硬いものが好きで、サムゲタンの骨や梅干しの種を噛み砕く変人ぶりが取り上げられた。
さらに恋愛観についても語られ、気になる相手には確認のために「一回キスさせて」という驚きのエピソードも。これにはMCの後藤輝基から「それ、おっさんがやるやつ」とツッコまれたが、前回の出演時に「タメ口で生意気」と炎上してしまったゆう姫の意外に“乙女チック”な姿がのぞけることになった。
これに対して真逆の恋愛観を見せたのが指原莉乃だった。「“FEEL GO”です。いっちゃえ。すぐ好きになります。本当、ベイブレードのバトルぐらい」とコメント。ベイブレードは1999年にタカラ(現・タカラトミー)から「現代版ベーゴマ」として発売されたおもちゃで、指原の恋愛はコマのようにバチバチぶつかりあうもののようだ。 言葉だけ見れば完全に“肉食系”だが、さすがに生々しすぎると思ったのか、バラエティ的に盛り上がりそうな例えを盛り込んだのかもしれない。これにはネット上で、「すごい面白い」「これは思いつかないネタだわ」「というか、ベイブレード久々に聞いた」といった声が上がるのだった。
ベイブレードは2001年ごろに全国の小学生の間で爆発的なブームを引き起こした。1992年生まれの指原にとって“ドンピシャ”なのだろう。こうした世代系例え話に関しては、91年生まれのEXITの兼近大樹が『ワイドナショー』(フジテレビ系)で上の世代の芸人が『ドラゴンボール』やプロレスネタを出してくるが自分たちはわからないと苦言を呈したばかり。
だが、ベイブレードは指原の世代以降も何度かブームが訪れており、今の10代から20代前半にもバッチリ通じそうなネタ。若者世代を意識していたかはわからないが、あらためて指原の抜群のワードセンスが披露される形となった。
(文=相川ナロウ)