ヒルナンデス「山之内すずに過剰な忖度」? クイズコーナーに「つまらない」と疑問の声

編集部

 6月10日、『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)に番組MCでお笑い芸人のウッチャンナンチャン・南原清隆と、オードリー・若林正恭がスタジオ出演。水曜レギュラーでお笑い芸人のオードリー・春日、和牛、阿佐ヶ谷姉妹、シーズンレギュラーでモデルの山之内すずがリモート出演した。

 新型コロナウイルスの影響で、ロケが行われない中でも番組を継続するためにさまざまな工夫が行っている『ヒルナンデス』だが、番組内のクイズコーナーに疑問の声があがっている。

 今回行われたのは「日本語タイムレース」。各自3分30秒の持ち時間でクイズに回答していき、残ったタイムの長さを競い合う。ばらばらになった漢字のパーツを合体させて単語を作っていくクイズでは、回答が山之内の番になると答えが「詳細」という漢字になる問題が出題された。山之内が「なんだろう?え、なんだなんだ?」と焦った様子を見せると、「くわしくてこまかいこと」というヒントが与えられ、無事正解に。その後の問題でも、なかなか答えに辿りつけない山之内を共演者やMCがアシストし、最終的に山之内が圧倒的な差をつけて優勝する結果となった。

 また、持ち時間が残り19秒になったオードリー・春日は、問題を出題された後すぐにCMに。CM後に回答が回ってきた春日は、自分のスマホを取り出し検索するふりをすると共演者から「スマホはだめだよ」と総ツッコミを受けた。CMの間はコーナーが進行できないため、持ち時間が減らないのに考える時間が長くなる春日が有利なのでは?とルールに厳密ではない進行に疑問を持つ声も少なくない。

 ネットでは、「ヒルナンデスがクイズばっかりやってるけど、クイズ番組にでもなったの?」と企画自体に不満を持つ声が寄せられている。また、「山之内に忖度しすぎでは?」「忖度のあるクイズコーナーなんてつまらんて」「山之内すずのクイズだけずっと簡単」「明らかに女の子にだけ優しい問題出してる」など、甘やかされた山之内が優勝したことに納得できない視聴者もいたようだ。さらに「問題出してからCM入ったら制限時間の意味がないのだけど」「クイズコーナーでスマホはだめだろ(笑)」など、春日の回答時間についてのコメントも。

 さまざまなクイズ番組が流行っているが、出来レース感とツッコミ所が満載なクイズ番組に視聴者は興味がさほどないようだ。番組側は“ネタ”として受けると思っているのかもしれないが、その試みはうまくいっているとは言い切れないのだろう。各バラエティ番組が撮影の制限をされている中で『ヒルナンデス』がどのように視聴者を楽しませるか、今後の演出に注目が集まる。

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