元ブルゾンちえみ、インスタライブで涙… ふいに見せる岡山弁も話題

編集部

 6月3日夜、元「ブルゾンちえみ」こと藤原史織がインスタライブで言葉に詰まり涙を見せた。彼女は人気クリエイターが日替わりで登場するInstagramライブ企画「#アットホームwith」で水曜日を担当している。

 この日は40分強にわたって、アメリカで起こった黒人男性の暴行死事件に端を発する抗議デモ、SNS上の誹謗中傷、コロナ自粛の社会とネット情報の取り扱い方といった時事トピックについて、言葉を選びながら話した。最後には感極まり、「できるだけ多くの人や動物とかが幸せになる選択ができていけばいいなと感じます」と涙を浮かべながら訴えた。

 この配信ではユーザーとのコメントのやりとりはなかったが、途中で話がまとまらなくなるなど「考えながら語る」様子もそのまま流れた。

 藤原は5月から毎週配信しているが、そこで密かに話題となっているのが、時折のぞかせる岡山弁だ。今回も「話しとるうちに最初はエエと思っとったけど」「すごい面倒くさい作業かもしれん」「何、途中でウルウル来とんねん」といったお国言葉が飛び出した。ネット上では「方言聞くと安心するのは素が見えるからかな」「こっちの方が自然体な気がする」といった声が上がっていた。

 藤原は表紙を飾った『婦人公論』(5月26日号/中央公論新社)のインタビューで、「自分とは全く異なる芸人のキャラを演じるのは楽しかった」とふりかえりつつ、「ペルソナ(仮面)を付けて自分を偽り続けるのはもう限界でした」と本音を吐露している。

 現在の彼女は、YouTubeチャンネル「おしおひとつまみチャンネル」で小学校時代の日記を朗読するなどマイペースに活動中だ。それは芸人・ブルゾンちえみを卒業し、本名・藤原史織を取り戻していくために必要な作業で、インスタライブでふいに見せる「岡山弁」もそのひとつなのかもしれない。
(文=相川ナロウ)

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