元ヴィジュアル系バンドボーカルの「ヴァンビ」と元アイドルの「ゆん」によるYouTuberコンビ「ヴァンゆん」が、1日深夜に放送されたバラエティ番組『しくじり先生 俺みたいになるな!!』(テレビ朝日系)に登場。再生数を伸ばすためのテクニックやこだわりが明かされ、ネット上で驚きと感心の声が上がっている。
「ヴァンゆん」は息の合ったトークがウリで、チャンネル登録者数200万人以上、動画総再生回数は9億8000万回以上という人気コンビ。ふたりによると、最近は芸能人のYouTubeデビューが相次いでいるが、バズっているのは「ごく一部」だけで大半は再生回数で伸び悩んでいるという。
そこで今回は「安易な考えでYouTuberを始めてしくじらないための授業」をテーマに番組が展開された。
数々のテクニックの中でも、出演者たちを特に驚かせていたのが「サムネイル」へのこだわり。YouTube動画の「顔」ともいえる存在であり、ふたりはiPhoneやビデオカメラ、360度カメラ「GoPro」を駆使し、サムネイル撮影のためだけに2時間もかけているという。映えるサムネイルが撮れなかった場合、本編の企画自体を「ボツ」にしてしまうというこだわりようだ。
ヴァンビは「サムネイルを制するものはYouTubeを制する」と話し、サムネイル次第で動画のクリック率が「100倍は変わる」と重要性を訴えている。
また、動画のタイトルは「新規の人が見ても分かるように」と心掛け、内輪ネタに陥らないように注意しているという。さらに、再生数よりも動画がいかに長い時間見られていたかを示す「視聴維持率」が大切だと説き、出演者たちは目からうろこ状態になっていた。