元AKB48で女優の「まゆゆ」こと渡辺麻友（26）が、5月31日付けで所属事務所「プロダクション尾木」との契約を終了し、芸能界を引退したことが発表された。ネット上では、驚きととも突然の引退を惜しむ声が広がっている。
同事務所によると、渡辺から「健康上の理由で芸能活動を続けていくことが難しい」との申し入れがあり、数年にわたって健康上の問題があったことで協議を重ねた末、本人の意思を尊重して契約を終了し、芸能界引退を発表するに至ったという。
渡辺はAKB48の3期生として2007年にデビューし、約2年半前にグループを卒業してからは女優として活躍。だが、昨年放送されたNHK朝の連続テレビ小説『なつぞら』への出演を最後に芸能活動がストップ。ファンクラブも休止となり、今年の元日に「あけおめ」とTwitterに書き込んでからは完全に“音信不通”となっていた。
今年2月に2014年からMCの中居正広の横で進行アシスタントを務めてきた音楽番組『UTAGE！』（TBS系）の特番が放送され、そこにも渡辺の姿がなかったことで「引退説」が飛び交う事態に。ファンからは復帰を願う声が上がっていたが、それは叶わなかったようだ。
ファンはもちろん、業界内でも驚きの声が続出している突然の引退。その原因は、渡辺の「真面目さ」にあるという見方もあるようだ。
「AKB時代はCGレベルともいわれたルックスの完璧さや完全ノースキャンダルの素行の良さで『アイドルサイボーグ』と呼ばれ、アイドルの理想形ともいえる存在でした。性格はとにかく真面目でストイック。2014年に『第6回AKB48選抜総選挙』で初の1位を獲得した際には『AKBは私が守ります』と宣言し、グループを背負う責任感の強さを感じさせました。それだけに、彼女にのしかかっていたプレッシャーは相当なものだったはず。真面目すぎて自分を厳しく律するあまり、ガス抜きができなかった部分もあったのかもしれません」（芸能ライター）
