5月29日昼、東京都心上空で実施された「ブルーインパルス」のアクロバット飛行。これは「医療従事者への敬意と感謝を示すため」という目的のもと、午後0時40分からの20分間の飛行を実施するというものだった。すぐに多くの国民がSNSに写真を投稿し、その模様が拡散された。街中でも多くの人が空を見上げ、その見事な飛行と飛行機雲を確認している。
そんな中、女優の吉高由里子も自身のTwitterで「みれたぁぁあああ」「なう！！ かっこいいいいいいぃいいい もう一周くるよね？ みれるよね ひゃん」と大興奮でこの様子を伝えている。当然多くの「いいね」を集めた。
また、4月23日に亡くなった岡江久美子さんの娘で女優の大和田美帆も、自身のInstagramを更新。都心を飛行したブルーインパルスを父の大和田獏や４歳の娘と見たことを報告。「母がお世話になった病院の皆様 世界中の医療従事者の皆様 本当に本当に有り難うございます。ブルーインパルス 父と娘と見られました」「先程空を見上げたように 楽しみにする気持ち 何かがきっとくると待ちわびる気持ち そして何より感謝の気持ちを持って これからも上を向いて生きていこう！！」などとコメントしている。
多くの芸能人がブルーインパルスの飛行に感動したようだが、とりわけ大和田のInstagramは反響が大きい。志村けんさん岡江さんなど、有名人のコロナでの死去は社会的なインパクトがあまりに大きかったが……。
「28日の大和田さんのブログでは、岡江さんを失って『辛い！辛すぎる！まるで乗り越えられる気がしない』『会いたいよ。恋しくて恋しくてたまりません』とつらい胸の内を明かし、ファンからも心配の声が多くありました。そんな中でしたから、医療従事者への感謝コメントやブルーインパルスを見ての前向きなコメントへの反響が大きくなるのは当然です。『涙出た』『ブルーインパルス、こんなことに税金を使うなよと思っていましたが、ご家族を亡くされた方の前向きなコメントを見るとやって良かったんだなと』など、心揺さぶられたという声が届いています」（記者）
すでに緊急事態宣言は解除されているが、新型コロナウイルスの感染が終息したわけではない。今回のブルーインパルス飛行は、改めて医療従事者への感謝と、コロナウイルスへの脅威を認識する上で貴重な機会になったのかもしれない。
