綾野剛、舘ひろし初共演『ヤクザと家族 The Family』公開決定!!

編集部

 今回解禁されたキャストは、人気、実力を兼ね備え、映画、ドラマと 2020 年も主演作がひっきりなしに続く綾野剛と、70 年代より多数の映画、ドラマに出演し続け、日本を代表するといっても過言ではない俳優・舘ひろしが、本作で初共演を果たします。

 今回ヤクザ役が初となる綾野が演じるのは、父親を覚せい剤で失い、その日暮しの生活を送っている時に、柴咲組組長の危機を救ったことからヤクザの世界へ足を踏み入れた男・山本。短気で暴力的な面もあるが、一本気さのある山本はヤクザの世界で“男をあげていく”が、移り変わる社会の中で「組織=ファミリー」と「愛する家族」の間で揺れ動く、時代を象徴する“最後のヤクザ”ともいえる男の半生を演じます。

 一方で舘は、綾野演じる身寄りのない孤独な少年・山本に手を差し伸べ、山本に“家族”という居場所を与えた柴咲組組長・柴咲博を演じ、43 年ぶりとなるヤクザ役に挑戦します。初共演となる 2 人と日本アカデミー賞主要部門 3 冠に輝いた『新聞記者』のスタッフが描き出す現代社会におけるヤクザと家族の実像とその終焉を描いた壮大な物語に是非ご期待下さい。

<出演キャスト>
◆綾野剛
 山本賢治役:広域指定暴力団の3次団体・柴咲組の組員

 1982 年 1 月 26 日生まれ、岐阜県出身。03 年に俳優デビューし、NHK 連続テレビ小説「カーネーション」(11)でヒロインの恋の相手役を演じて脚光を浴びる。その後は出演作・主演作が途切れることなく快進撃が続き、主演作『そこのみにて光輝く』 (14)では第 88 回キネマ旬報ベスト・テン主演男優賞など数多くの賞を受賞。『日本で一番悪い奴ら』で第 40 回日本アカデミー賞優秀主演男優賞、『閉鎖病棟ーそれぞれの朝ー』で第 43 回日本アカデミー賞優秀助演男優賞を受賞。主な出演作は『るろうに剣心』(12)、『シャニダールの花』(13)、『新宿スワン』シリーズ(15・17)、『ピースオブケイク』(15)、『怒り』『64-ロクヨン-』前・後編(16)、『亜人』『ラストレシピ~麒麟の舌の記憶~』(17)、『パンク侍、斬られて候』(18)、『楽園』『閉鎖病棟ーそれぞれの朝ー』(19)、『影裏』(20)など。待機作品に、『ドクター・デスの遺産-BLACK FILE-』(2020 年 11 月公開)がある。

【コメント】
 渾身の作品が生まれました。
 現場では今までに感じた事の無い鼓動の連続で、毎日が走馬灯のようでした。果てしなく目を背けたくなるような残酷さと、その体温を永遠と抱きしめ続けたくなるような心地よさ。これが”家族”なのかと。母、親父、兄弟、愛した女。過去から現在、人権と時代。そしてこれからの未来を生き抜く子供たち。私達、藤井組は、その全てをひとつの映画に込めました。幾度もの難関にも映画は私達を見放さず、見つめ続け、救ってくれた。映画は私達にとって最後の”家族”です。スタッフ、キャスト、家族のみんなで乗り越え導き出した愛の結晶。それが「ヤクザと家族 The Family」です。どうか、どうか。家族を大切に。

◆舘ひろし
 柴咲博役:山本が所属する広域指定暴力団の3次団体・柴咲組の組長

 1950 年 3 月 31 日、愛知県出身。76 年に東映映画『暴力教室』で俳優デビュー。その後 82 年に出演したドラマ「西部警察」 (79〜/EX)をきっかけに 83 年に石原プロモーションに入社。36 歳で主演した「あぶない刑事」(86〜/NTV)で大ブレイク。 映画『免許がない!』(94)、『義務と演技』(97)、「パパとムスメの 7 日間」(07/TBS)とアクションのみならず、コメディーからラブロマンスまで幅広い演技力で数々のテレビドラマや映画に出演。近年では、『さらば、あぶない刑事』(16)、『終わった人』 (18)、『アルキメデスの大戦』(19)など。

【コメント】
「ヤクザ」という題材で家族の愛を描いた作品(脚本)に、大変興味を持ちました。藤井監督は感情表現を繊細に演出し、俳優スタッフが一つとなり、丁寧に作品を作り上げていきます。その姿勢に感銘を受けました。綾野剛さんは、訴えかける目力が素晴らしい。いつも作品のこと、役柄を深く考えており、役の中をリアルに生きている、そんな俳優さんだと思います。とても刺激をもらいました。「ヤクザと家族 The Family」どうぞ、ご期待ください。

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