日本の「THE YouTuber」HIKAKIN（ヒカキン）に、称賛の声が殺到している。
ヒカキンは5月21日、自身のYouTubeチャンネルに「1億円寄付してコロナ医療支援募金を立ち上げました。僕と一緒に募金して命を守る人を支えませんか？」というタイトルの動画をアップした。
ヒカキンはYahoo!基金と連携し、新型コロナウイルス感染症対策の最前線で働く医療従事者への支援・感染リスク低減を目的とした募金窓口「命を守る人を支えたいコロナ医療支援募金」を設置。動画では、すでに自分自身が1億円を寄付したことを報告、そして一般からの募金を募った。
日本のトップYouTuberとして長らく君臨するヒカキン。最近は、ニュースになるような話題をヒカルや芸能人YouTuberに奪われがちであるが、今回は社会性の高い活動を通して、貫禄を見せつけた形だ。
「これまでも小池百合子東京都知事とテレビ電話でコロナに関して話し合い、その危険性や対処を動画で拡散するなど、コロナ禍における活動に積極的だったヒカキンさん。今回の寄付、募金設置に関して『えらいな』『なかなかできることじゃない』と称賛が集まっています。口だけではなく、しっかり行動に起こせるのが、ヒカキンさんをYouTube界隈の中でも一際目立たせていますね」（記者）
ヒカキンは動画内で「僕は今この時も命を守ってくださっている医療現場の皆さまへの支援が必要なのではという思いを強くし、いま問題を抱えている医療現場へ、いち早く支援を届けるために、Yahoo!基金さんに協力いただき、今回の募金を立ち上げました」とコメント。コロナ禍における一連の動きで、図らずも好感度が急上昇しているわけだが、これによってネット上で“比較”されてしまった人々がいる。
