「何を偽っていたのかよくわからない」遠野なぎこ、ブルゾンちえみに疑問

編集部

 5月20日放送の『バラいろダンディ』(TOKYO MX)の中で、『婦人公論』(5月26日号・中央公論新社)の表紙とインタビューに登場し、“ブルゾンちえみを卒業した理由”を語った藤原史織の話題となった。

 番組では「ブルゾンちえみは本当の性格とは真反対」「仮面をつけて自分を偽り続けるのは限界だった」といった記事の言葉が取り上げられたが、これに遠野なぎこは「何になりたくて芸能界に入られたんですか、この方。何を偽っていたのかよくわからない」と強い疑問を示した。

 強気なコメントを上から言うなど、自身の性格とは違うキャラを求められていたこと自体が“偽り”ではないかとMCの垣花正が推察すると、遠野は「芸能界にいたいんだったら、まずはそこを極めて、それをやらせたら芸能界一になってから、ゆるめたり方向性を変えていくもの」と筋道を説いた。“自分のやりたいことができないから辞めます”は、順番が違うと言いたいのだろう。これまでも彼女は、プロの自覚がない人間に厳しいコメントを寄せてきた。

 昨年11月、NHK大河ドラマ『麒麟がくる』のクランクイン後に違法薬物の所持容疑で逮捕された沢尻エリカに対しては「(女優としての)才能なんてない。この人の演技をうまいと思ったことは一度もない」とバッサリと切り捨てた。

 同12月には、ドラマ『未成年』(1995年・TBS系)で共演した元グレートチキンパワーズの北原雅樹と『今夜解禁!ザ・因縁』(同)で再会したが、2018年11月に酒気帯び運転の疑いで逮捕されるも約1年の謹慎を経て芸能界に復帰しようとする北原に対し、「ここにいる意味がわからない」「こんなに早く戻ろうとするのは芸能界が楽だと思っている証拠」と厳しく断罪している。

 藤原に関しては、不祥事を起こしたわけでもなく自らの意志で“ブルゾンちえみというキャラクターを卒業”したということで、遠野の毒舌モードも後退。「芸能界についていくほどの強さがなかったのかもしれない。合わなかったのかもしれない。別に悪い意味じゃなくて、合うからいいってことじゃない」と同情する様子を見せた。

 ブルゾンちえみを卒業した藤原は以前より生き生きとしているように見えるだけに、遠野の指摘は当たっていそうだ。
(文=相川ナロウ)

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