『麒麟がくる』全話を越年で放送―に歓喜の声 人気の秘密は「すったもんだ」と「知らない話」!?

編集部

『麒麟がくる』は、これまで大河ドラマを見なかった世代の間でも話題だという。「脚本がいい」という評価や、巣ごもり需要もあるだろう。ただ、やはり最初にあった「すったもんだ」も大きかったのではないか、という見方もある。

「重要なポジションで出演予定だった女優の沢尻エリカさんが、放送直前に麻薬取締法違反容疑で逮捕されたことで、第1話の放送日がずれるという不運な船出に。沢尻さんの代役に川口春奈さんが起用されたものの、彼女の演技やすでに撮影していた場面がどうなるのかなど、物語以上に注目を集めるポイントがありました。ただ、蓋を開ければ染谷将太さんや本木雅弘さんの怪演が絶賛され、川口さんもしっかりフィット。さらに明智光秀にまつわる物語にあまり知名度がなく、創作部分も多いため、新鮮味もあるということで視聴者を獲得。惨敗だった大河ドラマの前作『いだてん』に比べると、視聴率もBSと合わせて20%前後を推移しており、最初の紆余曲折がいい方向に働いたといえるのではないでしょうか」(同)

 いずれにせよ、全話放送は視聴者にとってはうれしいニュース。早くコロナが収束し、撮影が再開することを祈りたい。

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