「3年生の球児の中にはプロ野球や社会人リーグ、大学などでプレーを続けるという進路を希望する人もいるでしょうが、そんな彼らの『お披露目』の場もなくなったということです。また、スカウトの人たちにとっても『掘り出し物』を見つける機会を逃した。
ですので、代替となる全国大会開催は物理的に難しいにしても、ドラフト前の秋シーズンには地方大会などを開催してほしいという願いは多いです。これは野球に限らず、ほとんどの学生スポーツがそうでしょうね」(同)
特に3年生の球児たちの将来を考えると、なにかしらの救済措置は必要となるだろう。今後の動きに注目である。