音楽不況の中で“限定ライブ”が流行っている理由

編集部
「観客の性別や年齢層を限定することで、曲目や演出、MCトークに至るまで通常のライブとは違ったパフォーマンスができるので、アーティストサイドにもウケは良いです。よくアーティストが定番のヒット曲をわざとアレンジして歌ったりしますけど、ライブに関しても長く続けていると、どうしてもマンネリを感じてしまうことがある。そういう意味では、たまに開催する限定ライブはアーティストサイドも新鮮な気持ちになれるし、会場で限定ライブならではの独特の盛り上がりが生まれることもあります。観客にとっても“限定”ということでプレミアム感もありますし」(同レコード会社社員)

  もっとも、ライブ動員を計算できるコアなファン層をあえて“限定”する以上、リスクもつきまとう。 「どうしてもチケットの売れ行きは気になるところですけどね。そもそもある程度人気がないと限定ライブなんてできないですよ。あと、ステージパフォーマンスによほどの自信がないと。そうでなければ、アーティストサイドからあえて観客を限定する意味がないですからね」(同レコード会社社員)

  メリット、デメリットの両面を持ち合わせる限定ライブだが、今後も音楽業界のムーブとなるのか?

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