「ROCK IN JAPAN」開催中止で他フェスも続く? 屋内も屋外も今夏の音楽イベントは壊滅か

編集部

 5月15日、夏の音楽フェス「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2020」の中止が発表された。同日、高校野球夏の甲子園も「中止の方向で」という報道が出たが、日本最大級の野外音楽イベントも、新型コロナウイルスの影響は避けられなかった。

「ROCK IN JAPAN FESTIVAL」事務局は、「すべてが例年と同じようにいかないとしても、ROCK IN JAPAN FESTIVALを開催できることを信じて準備を進めてきました」としながらも、いまだ新型コロナウイルスの収束が見えないことから、「今年の開催は困難である」と判断したようだ。

 ネット上では「残念」という意見は多いものの「ライブは大きい声で歌うし、隣との距離感近いだろうから開催は難しい」「集団感染が起こり、重症者や死者を出してしまった場合、その後の影響のほうがもっと怖い」と、今回の判断は妥当であるという意見が多い。

 今回の「ROCK IN JAPAN FESTIVAL」中止決定は大きく騒がれているが、すでに大小数多くのフェス、ライブも中止になっている。

「ニュースにならない規模のイベントもありますが、ゴールデンウィーク中に予定されていた『JAPAN JAM』や『VIVA LA ROCK』などのほか、夏場までのフェスは続々と中止や延期が発表されています。新型コロナウイルスの影響がなくなるまでフェスはほぼ『実行不可能』といえるのではないでしょうか。会場には多くの人が集まりますし、移動時の密集などの問題も解消はできません。ライブハウスの危機的状況が叫ばれていますが、フェス中止による運営者側の損失も莫大なものになります。近年、急速に拡大してきたフェス・ビジネスですが、その勢いに水を差される事態になっています」(記者)

 コロナ問題が収束し、この間のフラストレーションをライブやフェスで発散できる日はいつになるのだろうか?

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