『美食探偵』の妖艶キャラも大好評! 小池栄子が「グラビア出身」最強の勝ち組になったワケ

編集部

 芸能界では「グラビア出身」というと色眼鏡で見られがちだが、その偏見を完全に打ち破ったのが小池栄子だ。女優、CMキャラクター、バラエティ、番組MCなど何でもこなし、そのどれもが高評価されている。

 現在放送中のドラマ『美食探偵 明智五郎』(日本テレビ系)では、平凡な専業主婦から殺人鬼に変貌した「マグダラのマリア」を好演。主人公の探偵・明智五郎(演:中村倫也)の気を引くために次々と殺人を演出していくという、妖艶かつ狂気的なキャラクターだ。

 同ドラマの原作は、東村アキコ氏の人気コミック。当初は実写化を不安視する声もあったが、ネット上では第一話の放送直後に「小池栄子のマリアがハマリ過ぎでヤバイ」「マリア役が最高に似合ってる」といった絶賛コメントが大量に飛び交う事態となった。なかには「小池栄子のマリアが見たくてドラマを観ている」という声まであるほどだ。

 まさにハマリ役となりそうだが、彼女はグラビア出身だからといって妖艶キャラ専門というわけではない。08年の映画『接吻』では殺人犯に恋する独身OLという難しい役柄を演じ、昨年放送されたドラマ『俺の話は長い』(同)では生田斗真や安田顕と丁々発止のやり取りを見せ、シリアスからコメディまで幅広く対応。ケラリーノ・サンドロヴィッチが手掛けた名作舞台『グッド・バイ』で読売演劇大賞の最優秀女優賞に輝くなど、演劇でも才能を発揮している。

 かといって器用貧乏になることもなく、日本屈指の「カメレオン女優」として業界内で高く評価されているのだ。

 その一方で『クレイジージャーニー』(TBS系/現在は終了)などのバラエティ番組や『カンブリア宮殿』(テレビ東京系)のような経済番組でアシスタントMCを務め、共演する松本人志や村上龍といったまったく違うタイプの大物から信頼を得ている。

『美食探偵』の妖艶キャラも大好評! 小池栄子が「グラビア出身」最強の勝ち組になったワケのページです。エンタMEGAは、エンタメの最新ニュースをいち早くお届けします。芸能ニュースの真相に迫るならエンタMEGAへ!