先行き不安の大河ドラマ「真田丸」、タモリ投入も時間の問題か?

編集部
堺雅人

 1月10日にスタートした堺雅人主演のNHK大河ドラマ「真田丸」。

 大河ドラマといえば、井上真央主演の前作「花燃ゆ」が、平均視聴率で大河史上の歴代ワーストタイ記録を更新する中、NHKサイドも大きな期待を寄せているという。

「今作は、人気の〝戦国もの”ということに加えて、主演は『半沢直樹』のヒットで一躍国民的人気者となった堺雅人さん、脚本を売れっ子脚本家の三谷幸喜さんが担当するということで、ウチの局としても結果が求められます。今回の『真田丸』、続く柴咲コウさん主演の『おんな城主 直虎』で、かつての『伊達政宗』、『武田信玄』の時のような大河ブームを起こせたらと期待も大きいです」(NHK関係者)

 とはいえ、「花燃ゆ」の例もあるように、近年の大河ドラマに対する視聴率離れは深刻ださらに、三谷氏と大河ドラマといえば、04年に放送された「SMAP」の香取慎吾主演の「新選組!」がコケた前例もあり、同氏が脚本と監督を担当して、昨年10月に公開された映画「ギャラクシー街道」が散々な評価だったことから、「真田丸」に対する不安の声も高まっていた。

 そうした中、同作の初回平均視聴率は19.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と善戦。 昨年の『花燃ゆ』の16.7%、一昨年の「V6」の岡田准一主演の『軍師官兵衛』の18.9%を上回る数字を出したが、まだまだ安穏とはしていられないとか。

「大河ドラマの初回視聴率は面白さというよりも、視聴者の期待や注目度の表れですからね。『半沢直樹』の堺さんの演技や三谷さんの脚本に対する興味もあり、チャンネルを合わせた人も多かったと思います。ストーリーが進む中で、この視聴率をどこまで維持できるのかがポイントです。すでに、初回放送の時点で、堺さんの時代劇には似つかわしくないオーバーリアクションな〝顔芸”や三谷さんの歴史的に非常識な脚本に対して疑問の声も一部で出ていますし、2回目以降に下がる可能性も十分考えられる。今後の動向が気になるところです」(テレビ誌編集者)

 実際、NHKの上層部は「及第点ではあるけれど、けっして喜ばしい数字ではない。堺さん、三谷さんの話題性からすれば正直、20%は確実に超えると思ったんだけど…」と、初回の19.9%という視聴率にけっして満足していないようで、早くも大物ゲストのサプライズ投入の準備を水面下ではじめているとか。

「放送前の初回完成試写会で、堺さんが『もしかしたらタモリさんが出るかもしれません』と話して話題になりましたが、タモリさんの投入はすでに視野に入れているでしょう。2人は同じ所属事務所の先輩、後輩同士でブッキングもしやすいでしょうし。タモリさんの出演が決定した段階で、スポーツ紙などに情報を先出しするんじゃないですか」(同テレビ誌編集者)

 タモリの大河出演も時間の問題のようだ。

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