あの伝説的ドラマが再び見られる日は来るのだろうか。
新型コロナウイルス感染拡大を受けて4月14日、TBSはドラマ、バラエティー番組のロケやスタジオ収録の見合わせを延長すると発表。この措置は5月6日までだという。緊急事態宣言などを受けての決定とのことだが……。結果、続編が待ち望まれ、ようやく放送間近となったあのドラマを見られない日々が続いている。
「『半沢直樹』ですね。最終回視聴率が平成史上1位の42.2%（ビデオリサーチ調べ、関東地区）を記録したお化け番組で、2013年に社会現象を起こしました。
4月2日にTBSは一度放送延期を決めていますが、その時点で『第1話も十分に準備できていない』としており、現在は3週分の準備はあるようですが、ギリギリの状態に変わりはないでしょう。『スポーツ報知』の取材によれば『これ以上、収録ができない期間が増えると厳しい』と関係者も話しているようで、相当に暗雲が垂れ込めています。
シーズン2が1よりも面白くなくて評価を下げる、なんてことはよくある話ですが『半沢に限ってそれはない』と、今回の放送に強い期待を抱いている人も相当に多い。早くコロナ問題が終息して、撮影が進むといいのですが……」（記者）
ただし、昨今の情勢を考えると「何とも言えない」状況が続いている。
TBSといえば「ドラマのTBS」といわれるほど、数々の名作のアーカイブあるので、「当面はそれらの再放送で乗り切ってほしい」という意見も少なくないが……やはり、それでも『半沢』を見たいという視聴者の欲求は満たせそうにない。
