「安倍首相自身、賛否両論が起こることは予想できたとしても、星野にここまで無感情で処理されるとは夢にも思わなかったのでは？ 確かに、これまで安倍首相と絡んできたタレントの多くは、『あの安倍首相がコラボしてくれました！』と大喜びするかもしれない。しかし、星野はその類のアーティストではないし、星野のファンもそれをちゃんと理解している。それだけに、安倍首相の空回りぶりが目立ってしまいました」（記者）
星野は、著書『働く男』（文藝春秋）のなかで、「国を変えるのはいつでも政治だし、政治を変えるのはいつでも金の力だ。そこに音楽は介入できない。できたとしても、X JAPANの楽曲を使って型破りというイメージを定着させた小泉純一郎のように、ただ利用されるだけだ」と皮肉まじりに持論を展開している。
「星野のファンのなかには、星野が安倍首相に対し『内心、はらわたがが煮えくり返っているのでは？』と心配する声も。確かに、音楽の政治利用を嫌悪している可能性もありそうです」（同）
まさかの大騒動となり、同情の声が相次いでいる星野。今後、安倍首相が星野に関わることは二度とないかもしれない。
