日向坂46に新たな個性派メンバーが誕生したようだ。
4月5日深夜に放送された『日向坂で会いましょう』（テレビ東京）で、2月に加入したばかりの新3期生3人が番組初お披露目された。各メンバーが思い思いの自己アピールをする中、最もインパクトを残したのは山口陽世の意外な特技・野球。アイドルとは思えぬ本格的なピッチングを披露し、その“ガチさ”がネット上で話題となった。
番組に初登場し、尊敬する先輩として佐々木美玲の名前を挙げた山口。それを聞いた佐々木も「可愛くてしょうがない」「ベイビーって呼んでます」とデレデレに。だが少年野球経験者だという山口が、腕前を実演することになると番組の空気が一転。MCを務めるお笑いコンビ・オードリーの春日俊彰を相手に剛速球を投げ込み、メンバー全員の度肝を抜いた。MCの若林正恭も「決まりだね、始球式」と絶賛した。
アイドルといえばルックスの良さに目が行きがちだが、MVやライブで魅せるダンスも重要なポイントだ。日向坂も2月にリリースされた「ソンナコトナイヨ」の“チョキチョキダンス”など、見栄えのするキャッチーな振付けも頻繁に話題となっている。山口が野球で鍛えた抜群の身体能力は、そんなダンスでもしっかりと活かされることだろう。
衝撃のデビューを見せた山口に、ネットも大盛り上がり。「大物ルーキー登場か?!」「始球式メンバー確定のお知らせ」など、グループの“野球要員”として歓迎する声が相次いだ。さらには「剛速球と可愛い姿のギャップ堪らん」といったギャップにやられてしまうファンや、「運動神経いい春日が取れないとかヤバい」と、野球好きの春日が取れないほどの球を投げる山口の凄さを指摘するユーザーも見られた。
初登場でいきなり存在感を放った山口。また、番組ではたびたび野球企画が行われており、これからも野球企画のたびに注目を集めるだろう。アピールポイントを活かして、これからアイドルとして人気を獲得していくことができるか。今後の山口の成長に期待したい。
