爆笑問題・太田光、志村さんの「カラスなぜ鳴くの〜」誕生のきっかけに驚き

編集部

 志村けんさんの死後、テレビ各局で追悼特番が放送されている。さらに雑誌や新聞でも、今だから話せるエピソードも多く登場している。4月7日深夜放送の『爆笑問題カーボーイ』(TBSラジオ系)の中では、志村さんのギャグのことが話題になった。

 太田光が驚いたのは、「カラスなぜ鳴くの。カラスの勝手でしょ」の元ネタだ。これは童謡「七つの子」の替え歌で、「志村けんといえば」と訊かれ、誰もが思い出すであろう代表的なネタのひとつ。生放送の公開コント番組『8時だョ!全員集合』(TBS系)では、子どもたちの合唱が起こるほど人気だった。

「カラス」の誕生のきっかけは、2006年に亡くなった演出家の久世光彦氏だった。このトピックは3月31日の『東京新聞』(中日新聞東京本社)のコラムで取り上げられ、太田はそれを目にしたのだろう。

 久世氏はTBS社員時代に『8時だョ!全員集合』のコント演出を何度か行っており、師匠と慕ういかりや長介さんらとの何気ない会話の中で、自身の子どもが「こんな歌を歌っていた」と替え歌の話をしたところ、さっそく志村さんのネタに取り込まれたようだ。

 子ども向け番組を成功させるために、実際に子どもの間で起こっていた流行をすぐに取り入れたのだ。日常会話からネタを作り出すセンスに、太田も驚きの様子だった。

 さらに相方の田中裕二も、サザンオールスターズの名曲『勝手にシンドバッド』の元ネタが志村さんのギャグであることを指摘し、「面白いよね」と感心していた。
(文=相川ナロウ)

爆笑問題・太田光、志村さんの「カラスなぜ鳴くの〜」誕生のきっかけに驚きのページです。エンタMEGAは、エンタメの最新ニュースをいち早くお届けします。芸能ニュースの真相に迫るならエンタMEGAへ!