「Hey! Say! JUMP」の中島裕翔主演ドラマ「HOPE」で“理想の上司”を演じる遠藤憲一、一番好きなセリフは「踏ん張れ!」

編集部
遠藤憲一

  「Hey! Say! JUMP」の中島裕翔主演で現在放送中のフジテレビ系ドラマ「HOPE・期待ゼロの新入社員」。
  同ドラマで中島扮する主人公・一ノ瀬歩の上司を演じているのが、俳優・遠藤憲一だ。
  視聴者の間からは“理想の上司”との声もあがる織田課長役を熱演する遠藤に同ドラマや原作となっている韓国のウェブ漫画「ミセン-未生-」の魅力について語ってもらった――。

  同ドラマは、韓国のwebtoon作家のユン・テホの作品として連載がスタートし、“サラリーマンのバイブル”と称されるほど大ヒットを記録したWEBマンガ作品が原作。
   囲碁のプロ棋士の夢に挫折した主人公のチャン・グレが、訳あって総合商社で働くこととなり、満足な社会経験も学歴も無い中、組織の一員として認めてもらえるよう、ひたむきに仕事に向き合う姿を描いたヒューマンドラマだ。
   株式会社カカオジャパンが運営する無料マンガアプリ「ピッコマ」で独占配信(http://piccoma.com/web/redir/30)されている。

  織田課長役を演じるにあたり遠藤は、原作漫画や韓国ドラマを見たそうで、「マンガではキャラクターを見ました。モロ見たのは、韓国ドラマです。ドラマ版の『ミセン』は、ガッツリ見ました。ふだん原作とか元のあるものは、あまり見ない主義なものですが、今回、『HOPE』の台本をもらった時に『うまいなぁ〜』、『いい作品だな〜』と思って。韓国のドラマも2年ぐらい前の作品で気になって試しに見てみたら、一気に全話いっちゃった(笑) すごく良い作品でビックリしました」。

  そのうえで、「一人の青年のちょっとずつの成長が、今回でいえば中島裕翔くんですが、ほんの些細なことで傷ついたり、(周囲は)成長を喜んでみたり…というのが、好きなんだなぁ〜。どんでん返しするとか、急にエリートになるとか、そういうのなら興味はなかったのですが、少しずつの成長、そういう地味なところが良かったです」と同作の魅力について語る。

  自身が演じる織田課長(※原作ではオ課長)に関しては、「仕事には厳しいが、人情に厚い人。一方、過去に契約社員を守り切れなかったという負い目を感じている。今は高卒の一ノ瀬という男に徐々に情が入ってきているけど、相手に期待を持たせると過去にあった事件のことも思い出され、その葛藤する部分が織田という役の面白みかな」とし、「サラリーマンとして商社マンとしてやらなければいけないことと、情の部分で応援してあげたいという…。まさに葛藤ですね」と語る。

  とくに心に刺さったセリフを問われると、「一ノ瀬に『踏ん張れ! 踏ん張った先に希望があるんだ!』という場面があります。自分のセリフの中では一番好きですね」とし、「屋上のシーンで、『会社では耐えた者が勝つ』というのもあって、そのあとに『踏ん張れ!』がくる。すべてのサラリーマン、人に通用するセリフだなと思います。『勝て!』でもない、ただ『頑張れ!』でもない、良いセリフですね」と明かす。

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