「志村けんさんロス」が懸念されるダチョウ倶楽部・上島竜兵… 有吉弘行も心配

編集部

 4月5日放送の『有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER』(JFN系)の中で、3月29日に亡くなられた志村けんさんについて語られた。

 志村さんの訃報が伝えられたのは翌30日の午前中で、芸人のラジオ番組の反応としては遅い部類となる。有吉は「ちょっと信じられない状態ですよね。何年かに一度お会いするくらいだったから」と語り、ほかの芸人に同じく実感がわかないようだ。

 有吉が気にしたのは、志村さんと親交が深かったダチョウ倶楽部の上島竜兵だった。有吉は「けっこう早めにメールしたんだよ。『だいじょぶかぁ?』って」と、志村さんのギャグにかけて連絡を取ったようだ。さらに、「ボスのボスが亡くなったわけだから」とも語った。

 有吉は猿岩石解散後のどん底時代に、上島が主宰する飲み会「竜兵会」に参加することで芸人としてのアイデンティティを保っていた時期がある。その場で先輩芸人である上島をイジり、ツッコむことで、現在に至る毒舌芸を確立させた。上島は、いわば有吉を芸人としてサルベージした恩人のひとり。その上島が師匠と慕っていたのが志村さんで、「ボスのボス」という表現は、芸能界の上下関係や礼儀をしっかりとわきまえる有吉ならではのスタンスだと言えるだろう。

 心配する有吉に上島は、しばらくして「だいじょうぶだぁ」と涙の絵文字とともに返信。有吉が「気を落とさずやってくださいよ。急に老け込みますから」とエールを送ると、上島は「今年で還暦、心は30です」と返えしたという。

 これに有吉は「空元気出しているな」とツッコみ笑いを誘いつつも、「芸能界の人もダメージ受けて、みんな元気を出さないと」と自分に言い聞かせるように話した。
(文=相川ナロウ)

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