いとうの絶妙な距離感も、神宮寺の持ち味を引き出している。
King & Princeの神宮寺勇太は4月3日、バラエティ番組『名所から一番近い家』（テレビ朝日系）に出演。不動産屋の社員に扮し、お客役のいとうあさこに全国各地の“名所から一番近い家”を紹介した。今回が単独MC初挑戦となった神宮寺だが、名所の名前を次々と読み間違えるなど天然ぶりを発揮。そのたびにいとうにツッコまれ、番組を大いに盛り上げた。
神宮寺は番組中、MCとして“名所から一番近い家”のプレゼンを担当した。だが日本三景の読みを答える際には、厳島（神社）を「いかじま」、天橋立も「てんばし」と珍回答。いとうやテレビの前のファンを大いに驚かせた。さらには宗谷岬の先に見える土地を「南極！」と自信満々に答え、正解がロシアだと明かされると「そんなところにロシアありましたっけ？」と連続のポンコツ発言。これには、ベテランのいとうも「（神宮寺に）地球儀見せてあげて」とツッコむのが精一杯だった。
普段はグループのメンバーに優しいだけでなく、ファンへの神対応な紳士ぶりから、ファンの間では常識人の“国民的彼氏”と愛されている神宮寺。だが今回の放送で、平野紫耀や岸優太といった濃すぎるド天然キャラの影に隠れているものの、なかなか天然キャラだったことが明らかになった。
そんな神宮寺の姿に、「なかなか衝撃が走る言動に笑ってしまう」「もう終始可愛かった……」「地球儀買ってあげたい！」など、ファンも大興奮。さらには「あさこ姉さんの的確な突っ込みが、より国彼（国民的彼氏）の良い所を際立たせてくれる」と、ポンコツ発言をしっかりと拾ういとうの存在の大きさを指摘する声も聞こえてきた。
現在キンプリは“ポスト嵐”の最有力として注目を集めているグループだ。神宮寺をはじめとしたメンバー一人ひとりがメディアでそれぞれのキャラクターをアピールしていけば、先輩の後を継いで“国民的アイドル”となる日もそう遠くないかもしれない。彼らの今後の活躍から、ますます目が離せなくなってきた。
