KinKi Kids・堂本剛の「改名問題」はこだわりの強さから? 迷走の一端?

編集部

 音楽のジャンルで使い分けるわけでもなく、ただ飽きるのだろうか?

 KinKi Kidsの堂本剛が手掛けるソロ活動の種類の多さが、ネット上で話題となっている。剛はこれまでに、堂本光一との活動以外にも複数のソロプロジェクトを立ち上げ、その高い音楽センスを活かした楽曲を世に送り出してきた。だが振り返ってみると、その数が多すぎるあまり「どこが違うの?」という感想を抱く人も少なくないようだ。

 剛といえば、アーティストとしての実力は折り紙付き。また、その道を追及する貪欲さは、ジャニーズの中でも秀でている存在だ。例えば、過去、期間限定ユニット・J-FRIENDSでリリースした「People Of The World」のレコーディングの際には、同名曲を作詞作曲したマイケル・ジャクソンが剛の歌唱力と歌への理解力を絶賛。また、かつて放送されていた音楽バラエティ番組『LOVE LOVE あいしてる』(フジテレビ系)でも、吉田拓郎など共演者からギターを習い始めると持ち前の向上心でメキメキ腕を上げ、現在では事務所の後輩やももいろクローバーZに楽曲を提供するまでになっている。

 剛のソロプロジェクトといえば、“エンドリケリー”の愛称を思い出す人も少なくないだろう。元をたどれば、2002年に“堂本剛”名義でリリースした「街」を皮切りにソロ活動をスタート。ソロプロジェクト“ENDLICHERI☆ENDLICHERI”では、アーティスト名を“244 ENDLI-x(ツヨシ・エンドリックス)”に、“美 我 空(ビガク)”では“剛 紫(つよし)”、“SHAMANIPPON”、“ENDRECHERI”など、数々のプロジェクト名・アーティスト名を名乗ってきた。おまけに“244 ENDLI-x”と“美 我 空”、“剛 紫”に至っては、一度きりしか使われていないのだ。

 グループのメンバーが入れ替わったならともかく、剛はあくまでソロプロジェクトを展開するソロアーティストだ。名前を変えたとしても音楽性はそう大きく変わらないだろう。ネット上でも、「信者ですらドン引きするレベルの迷走」「SNSでコロコロ名前変える人いるけど、それに通ずるものがある」など、改名を“迷走”と指摘する意見が散見されてきた。

 だが一方で、「ジャニーズでソロのアルバムを20万枚以上売ったの剛だけなんだよね」と、アーティストとしての実力は本物だとする声も聞こえる。近年の、突発性難聴というハンディと闘いながら、自身のこだわりを貫く姿勢は誰も評価するところだろう。そんな剛が、今後、どんな創作活動を展開するのか。また、次はどんなアーティスト名を名乗るのか、気になるところだ。

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