2016年のSMAP解散以降、香取慎吾、草なぎ剛と共に「新しい地図」として活動中の稲垣吾郎。先月、連続テレビ小説『スカーレット』（NHK）に出演しファンの注目を集めたが、その視線はグループ全体にも及びそうだ。
香取は、4月4日に放送予定の音楽番組『SONGS』（同）に、ソロアーティストとして初出演することになっている。実に4年ぶりに地上波の音楽番組で、スタジオでの圧巻のパフォーマンスや、“いまの香取慎吾”に迫ったロングインタビューも行われるなど、ファンなら見逃せない内容だ。
そして、残るメンバーの草なぎは、SMAP時代からタモリ司会の『ブラタモリ』（同）にナレーションとして出演継続中。以前、番組内で童話作家・宮沢賢治の「雨ニモマケズ」を朗読した際は、落ち着いた穏やかな語り口調が多くの反響を呼ぶなど、ナレーターとしての評価も盤石のものとなりつつある。
そんなマルチな才能を発揮する草なぎだが、NHKでは、ナレーションの次はなんと「大河ドラマ」への出演も決まったというのだ。「NEWSポストセブン」が1日に配信した記事によれば、2021年放送予定の俳優・吉沢亮主演の大河ドラマ『青天に衝け』への出演が決定したそうで、草なぎにとって2004年の『新選組！』以来、17年ぶりの大河出演になるとのこと。詳細は「NEWSポストセブン」をご覧いただきたいたいが、この報道を受け、SNS上では「マジか！凄く楽しみ」「どんな役柄なんだろう？早く見たい！」と早くも歓喜のコメントが続出。また、一部では「新しい地図」の“完全復活”に期待する声も上がっている。
「これまでNHKとはあまり縁がなく、ドラマ出演は『新選組！』のみの草なぎさんですが、他局では多数のヒット作を生んだ名俳優の一人。まだ大河出演が確定したわけではないですが、『青天に衝け』だけではなく、他のテレビ局からもオファーがきていても不思議ではないでしょう。
一部では、草なぎ主演の『銭の戦争』『嘘の戦争』を制作したフジテレビ系の新作ドラマに『再度、草なぎが抜擢されるでは』との報道もありましたからね。草なぎさんに限らず、ここにきて『新しい地図』の出演情報が目立つのは、確実に良い流れがきている。がぜん期待感が高まりますよ」（記者）
ジャニーズ事務所退所後、明らかに煮え湯を飲まされるような境遇に置かれてきた「新しい地図」の3人。NHKでの活動をキッカケに、表舞台に返り咲くことはできるのか。まずは『青天に衝け』のキャスティング決定を見守りたいところだ。
