伊集院光、『麒麟がくる』沢尻版の放送を熱望「撮っちゃった分、流してくんないかな」

編集部

 3月30日深夜放送の『伊集院光 深夜の馬鹿力』(TBSラジオ系)で、NHK大河ドラマ『麒麟がくる』について語られた。

 本作は帰蝶を演じるはずだった沢尻エリカが違法薬物の所持容疑で逮捕され、代役に川口春奈が立てられた。帰蝶は斎藤道三の娘で、政略結婚により織田信長に嫁ぐが、実際には明智光秀に思いを寄せているというのが物語の流れだ。

 伊集院は、川口演じる帰蝶が、長谷川博己演じる明智光秀に「どう思うって訊いたら、(お嫁に)行った方がいいよって言われる」「そこで揺れる乙女心みたいなものと、とはいえ斎藤道三の娘として毅然とした部分を要求される」と、難しい芝居がそこにあると語った。伊集院は川口の演技に、強がっているが明智のことをかなり好きな、乙女チックな部分を感じ取ったようだ。

 そこで気になるのは、本来この役をやるはずだった沢尻エリカならどう演じたかというものであった。伊集院は「恐らく沢尻エリカはそうはやらないと思う。『別に……』芸だから。『別ニスト』だから」と言い、笑いを誘っていた。確かに、気が強い女のイメージのある沢尻ならば、川口とはまた違った帰蝶を見せてくれたはずだ。

 沢尻逮捕の時点で、10話まで撮影が進んでいたといわれる『麒麟がくる』。再撮影を経て1月19日にスタートした本作は、3月29日に第11話が放送されたが、伊集院が望む「幻の沢尻バージョン」が存在している可能性は高い。

 伊集院は「オリンピック(の延期)で1000時間くらい放送時間空くんだから、沢尻エリカの撮っちゃった分、流してくんないかな」「ピンチをチャンスに変えてほしいんだ。テレビ局は」と大胆な提案を行った。
(文=相川ナロウ)

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