おっとりした天然キャラで知られる女優・綾瀬はるかが、都内で開かれた自身の35歳の誕生日会に向かう途中で道に迷い、目の前に店があるのに辿り着けない姿が、3月26日発売の週刊誌「女性セブン」4月9日号に掲載された。
今月24日に35歳の誕生日を迎えた綾瀬。この日は友人らが高級レストランで誕生日会を開いてくれたのだという。会場となったレストランは都心に立つ古城のような外観で、遠くからでも目立つ街のランドマークのような店だった。しかし綾瀬は道に迷いしばらく辿りつけず、その変わらない天然ぶりに友人らは皆一様に和んだのだとか。
綾瀬といえば天然と言われるほど、天然キャラのイメージが強い彼女。数々のバラエティ番組での発言や言動、共演者からの暴露エピソードからそのイメージは広く定着している。一方で、世間からはかねてより綾瀬の天然っぷりが「わざとらしい」「好感度上げるためのキャラ設定？」「事務所から指示されたビジネス天然なのでは」などといった声も数多く上がっている。異なるバラエティー番組で同じ天然発言をしていることなどが、それら疑惑の声の原因であるようだ。
また今では多くのドラマや映画に出演し、中堅の実力派女優として不動の地位を築き上げた綾瀬だが、2000年のデビューから4年程はグラビアモデルとしての活動が主だった。2001年に放送されたバラエティ番組『ビューティーコロシアム』（フジテレビ系）に出演し、8キロ以上のダイエットをした過去もある。確かにその当時は今のようなふんわり、おっとりな天然という感じはなく、顔もややきつい印象で話し方も普通で毒舌キャラだったという噂も出ているほどだ。
35歳という節目を迎えた女優・綾瀬。演技に関してはとても真面目で頭がいいと多くの共演者や関係者が語っている。かつて俳優の香川照之があるラジオ番組で「綾瀬はるか！あいつは頭いいですよ。気をつけないと。」と話したことがあった。35歳というメモリアルイヤー、長年の天然か計算かの論争に終止符が打たれる日が来るかもしれない。頭の良い実力派女優は誕生日会に向かう時、記者がいるのに気づいていたのだろうか。
私たちはまんまと彼女の手のひらで転がされているのかもしれない。
