山崎賢人「イケメンは出番なし」? 『劇場』予告&メイキング映像が解禁! 弱い男を演じ新境地開拓か

編集部

 20日に、お笑いコンビ・ピースの又吉直樹が手掛けた恋愛小説「劇場」の映画公開に先駆け、本編映像とメイキングを収めた90秒の映像を解禁した。期待を膨らませるファンの声が続々と集まっている。

 動画を見たファンからは「今までとまったく違う賢人くんを見れるのが楽しみで仕方ありません。この作品は賢人くんファン以外の人にも沢山観て欲しいです」「渋い役やってるな」と、これまでの山崎の美男子イメージを覆す内容に驚きを隠せない声が続出した。

「劇場」は又吉自身初の恋愛小説だ。同作は恋愛純文学として異例のベストセラーとなり、原作累計発行部数は約50万部を誇る。売れない劇作家の“永田”と、彼を支えようと必死になる“山崎”が、20代の矛盾や葛藤、不安などを抱えながらも生きる切ない恋愛模様を描いた作品だ。

 23日には、主人公を演じた山崎は演劇しか世の中と繋がれない不器用な永田について原作者の又吉とともに、webマガジン「&M(アンドエム)」で思いを語った。お互い成功者に見える彼らだが、敗北感を味わった経験をしてきたからこそ今があると話す2人。山崎は、演劇にのめり込み、実生活をないがしろにする永田の弱い一面に強く惹かれたと明かした。

「永田は“表現者”という生き物なんですよね。僕も俳優の仕事をやらせてもらっているので、同じ表現者として、共感できるものがあったんです。仕事のことで余裕がなくなっていると他人に優しくできなかったり、同世代の役者に嫉妬心を抱いたり……」と自分自身と重ね合わせる部分があったそうだ。

 ヒロインを演じる女優の松岡茉優とは初共演。映像で見せた哀愁漂う2人の空気感はまさに“エモい”の象徴とも言える。監督は2004年公開の大ヒット映画『世界の中心で、愛をさけぶ』や、2016年公開の映画『ピンクとグレー』などを手掛けた行定勲。解禁されたメイキング映像で行定について「役者にすごく寄り添ってくれるのでありがたいです」と感謝の思いを述べた。山崎のイケメンぶりは出番なしの今作。新境地のダメ男役でさらに深みが増すであろう彼の今後に期待がかかる。

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