さかなクン、「ファインディング・ドリー」は「“ギョ回”観ていますが、“ギョジュッ回”ぐらい観たい!」

編集部
さかなクン

  映画「ファインディング・ドリー」で日本版海洋生物監修とマンボウ役の声優を担当したタレント・さかなクンが9日、大阪のTOHOシネマズ梅田で行われた大ヒット御礼舞台あいさつに出席した。

  全米でアニメーション歴代ナンバー1の記録を樹立し、日本でもすでに360万人を動員、興行収入44億円を突破するなど、話題を集めている同映画。

  さかなクンはこの日、水タコやナンヨウハギ、カクレクマノミ、ジンベエザメなど同映画に登場するキャラクターモデルになった魚を自ら描いた特製の白衣姿で登場。
  観客に向かって、「ドリーとニモが大好きなさかなクンです! 今日はドリーちゃんの魅力をお話しにまいりました!」とあいさつした。

  海洋生物監修を務めたことについては、「ナンヨウハギをはじめ、キャラクターの名前を日本名で申し上げた次第です! 生物的なところもお話ししました」と報告した。

  主人公のドリーのモデルであるナンヨウハギが、どんな魚なのかを聞かれると、「ナンヨウハギは泳ぎ方に特徴があり、身体を真っ直ぐにしながら胸ビレを鳥の羽のようにパタパタして泳ぎます。早く泳ぐ時は尻尾も使います」。

  さらに、「青い体に黒い模様、真ん中に穴が開いてる模様です。画家さんが使うパレットのような形をしていて、英語の名前ですと『パレットサージョンフィッシュ』と言います。パレットの ような黒い模様、サージョンというのは尻尾の近くのトゲで、これは外科の手術で使うメスに似ているので『パレットサージョンフィッシュ』と言われます」と解説した。

  また、カクレクマノミに関しては、「カクレクマノミは、体全体をくねくねしながら泳ぎます。名前の由来は歌舞伎役者の顔の模様の“クマドリ”に似ているので、クマノミになりました」。

  続けて、「クマノミのお家はイソギンチャクですが、他のお魚はイソギンチャクとは暮らせません。イソギンチャクは毒を持っているので、毒の針を魚に発射させるのですが、カクレクマノミは、皮膚に分厚い粘液を持っているのでイソギンチャクに刺されません。イソギンチャクには、クマノミちゃんしか近づけません」と説明して会場を盛り上げた。

  劇中では、マンボウ役の声優も務めているが、「超うれしいでギョざいます! 僕のアタマのフグちゃんの親玉的存在のマンボウの声を担当しています。マンボウちゃんが、小さいドリーちゃんに道を尋ねられるところで一言だけしゃべっています! 『あのマンボウ、さかなクンかな?』と気づいて頂ければうれしいです!」と感激しきりの様子だった。

  最後に映画の注目ポイントを問われると、「本当に注目は…、全部っ! さかなクン的には、『まばたきするのがもったいない!』っていうぐらいの一瞬、一瞬が感動でギョざいます! 海の輝き、生きいきとしたお魚たち、海の仲間たちの友情の素晴らしさ、ずっと観ていたい素晴らしい海の仲間たちの感動の物語です! ぜひとも楽しんでください!」とアピール。

  そのうえで、「さかなクンも、“ギョ(=5)回”観ていますが、“ギョジュッ(=50)回”ぐらい観たいです! 」とコーフン気味に語った。

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