ニューヨーク・ヤンキース所属の田中将大もまた、現在世界を席巻している新型コロナウイルスの脅威に晒されて、大きな影響を受けているひとりである。メジャーリーグはオープン戦は中止、3月下旬に予定されていた開幕も延期となり、今季がいつ開幕するのか分からない状況だ。
特にヤンキースは傘下マイナーの選手に新型コロナウイルス感染者が出たこともあり、選手たちへの動揺も大きいものと思われる。田中にとって今年は7年契約最後の年で、重要な一年となるはずだった。開幕に向けてこれまで順調な仕上がりを見せていただけに、悔しい思いをしていることだろう。
田中は取材に対し「（調整のペースは）落とすと思います。（開幕の）ターゲットとなる日が決まってすぐ始まるということはないとは思うので、ある程度少し準備する期間というものが出てくると思う。そこに来た時にしっかりと投げられる状態は保っておきたい」と語った。
そんないつ開幕するのか分からない状況のなかで、田中はかねてから度々自身のツイッターで呟いているあるゲームに講じているようだ。そのゲームとは、スマホゲーム「クラッシュ・ロワイヤル」通称“クラロワ”だ。19日にタレントの有吉弘行が「クラロワやっとトロフィー5000超えしたと思ったら速攻叩き潰され。。。高い壁だ。。。」と呟くと、すぐさま田中は「有吉さんもやってらっしゃるクラロワ」と反応した。
その後23日にもクラノワの投稿を上げている田中に対しフォロワーからは「メジャーも延期して大変ですね」「今やそういう暇つぶしが大事」「なんか、呑気で安心するわ」などの声が上がっている。もしかしたら調整のペースも落とし、暇を持て余しているのだろうか。
確かにこの緊迫した世界情勢のなか、安全に楽しむことは大切だろう。田中にとっても、不本意ながらも思わぬ休暇となってしまった。今は好きなゲームでリラックスしながらも、未曾有の災害を世界が乗り越えた暁には、田中にはメジャーリーグで大いなる活躍を見せてほしいものである。
