小日向文世「悪役は息子にも冷酷」? 我が子が俳優デビューするもゴリ押しナシ

編集部

 ある大物俳優の二世が、今密かに注目を集めている。それは現在公開中の映画『星屑の町』に出演している実力派の若手俳優・小日向星一で、俳優・小日向文世の長男である。

 映画は女優・のんが6年ぶりに実写劇場映画に出演を果たしたことでも話題となり、タレントのラサール石井らによるユニット「星屑の会」の舞台を映画化した作品。星一は劇中でヒロインに想いを寄せる地元青年の役を演じている。2018年に大学を卒業し俳優デビューした星一は、最近ではドラマ『ケイジとケンジ〜所轄と地検の24時〜』にゲスト出演するなど、着実にキャリアを重ねている。

 父親である文世は遅咲きの俳優だが、その高い演技力は今や日本のドラマや映画界に欠かせないものとなっている。優しい温厚な外見でありながら、やはりハマるのは悪役。映画『アウトレイジ』シリーズではドスの効いた脅し文句が痺れるマル暴刑事役を演じ、高い評価を獲得、世間に悪役として強烈な印象を植えつけた。

 二世タレントといえば、親の七光りなどと揶揄されることも多いが、親譲りの才能を発揮し活躍をする芸能人も数多くいる。息子である星一にも人を惹きつける演技の才能が引き継がれているだろうか。優しい父親と思いきや、冷徹な裏の顔がある役が似合う文世だけに、自身の息子にも甘い顔だけではなさそうだ。

 実際に初の親子共演となったいすゞ自動車小型トラックのCMでは、アドバイスは特にしなかったという。親子で同じ事務所に所属してはいるが、事務所としても二世としての知名度を利用する気はあまりなさそうである。

 悪役がすっかり板についた文世は、俳優という同じ道を歩く息子に対しても冷静に、もしかしたら時には冷酷に、見守っていくのだろう。そんな星一が二世の事実に関係なく、実力派としてブレイクする日も近いのかもしれない。

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