「石原裕次郎記念館」閉館で再び注目を集める石原プロの経営状況!

編集部
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  北海道小樽市の「石原裕次郎記念館」が来年8月末に閉館することになった。

  1991年7月に開館し、故石原裕次郎さんの魅力を余すことなく満喫できる展示館だったが、25年でその歴史に終止符を打つことになった。
  展示品の多くは東京都内にある裕次郎さんの自宅に返却されるほか、一部は小樽市にも寄贈される予定という。

  閉館の表向きの理由は、来館者の減少や老朽化した建物の維持が難しくなったことなどとされているが、その背景に一部で報道されている、経営母体である石原プロモーションの経営危機があることは否定できないようだ。

「かつては、新年会でマスコミ関係者に“お年玉”を配ったり、年に1回は豪華景品ばかりが当たる納会を行うなど羽振りが良かった『石原プロモーション』ですが、舘ひろしさんや神田正輝さんなどベテラン勢は健在ながら、若手が育っていないのが実状。金銭問題や女性問題などを理由に、大番頭だった専務のK氏が追放された後、新人オーディションを開催するなど新機軸を打ち出していますが、あまり実っていないですね」(別の芸能プロダクションマネジャー)

  今年6月には熊本地震の被災地で、おなじみとなっている炊き出しを行ったが、「炊き出しには『SMAP』の木村拓哉と『TOKIO』の長瀬智也、『V6』の岡田准一も助っ人として参加していましたが、ジャニーズ事務所の手厚い援助がなければ、実現は厳しかったというのが実状でしょう」(同芸能プロマネジャー)

  そんな中、「石原裕次郎記念館」の閉館が今回発表されたわけだが、「11年にK氏が追放された際、代表取締役社長であった渡さん、取締役であった舘さんと神田さんも取締役を退任し、それ以降、石原プロ制作の過去の作品が次々とDVD化されて販売されるなど、資産の“有形化”が進んでいました。そうした動きもあり、閉館に伴い記念館に展示されていた一部がオークションに出されるのではないかなんて噂も業界内では出ています」(同芸能プロマネジャー)

  昭和も遠くなりにけりといったところか…。

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