今や「電通ワニ」呼ばわり! 『100日後に死ぬワニ』金の臭いに興醒め… 失態の原因は「余韻」

編集部

 SNSでじわじわと広がりを見せ、Twitterトレンド世界1位を獲得するほどのブームとなった4コマ漫画『100日後に死ぬワニ』。しかし、最終回を迎えた20日に企業とのコラボラッシュが発覚し、多くのファンが興醒めしてしまった。

 昨年12月からSNSで毎日更新されていた同作。最終回直前には、ニコニコ生放送で『「100日後に死ぬワニ」の最後をみんなで見守る放送』と題した番組が放送されたほか、20日午前中には作者でイラストレーターのきくちゆうき氏が日本テレビ系『スッキリ』のスタジオに生出演。

 この時点で既に「SNSで一人で見るから味わい深いのに……」「テレビが関わると一気につまらなく見える」といった声が相次いでいたが、最終話更新直後にさらなるタイアップ企画が続々と発表されたことで、ドン引きするファンが続出した。

「20日夜に最終回が公開された直後、いきものがかりとのコラボ動画やテーマ曲がYouTubeに公開された。加えて書籍化に映画化、大量のグッズ発売の告知と、一気に金の臭いを漂わせ始め、その用意周到ぶりにネット上では『電通案件かよ』という声が相次ぎ、『電通ワニ』と揶揄されてしまった」(記者)

 バッシングを受けたきくち氏は22日、疑惑をTwitterで釈明。「1人で始めたことです」「改めて言いますが、ワニの話しは自分1人で始めました」と連載開始時には他社が介入していなかったことを繰り返し強調。

 さらに「そこにいろんな人が声を掛けてくれて、熱意を感じて受け入れました。正直、まだ完結もさせてないのに、そんなこと言ってこの人たち大丈夫??と思いました」「日数が経つにつれて、ほんとに色んな方面から話しが来てました、作品のラストも見ずに」「1人1人と話をして、自分なりにしっかり見極め、信じて、この人になら任せてみてもいいかな、と思った結果が『今』に繋がっています」と説明。連載前から、広告代理店と話が進んでいたのではないかとの疑惑を否定している。

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