スーマラ・武智暴言配信は「インパルス・堤下の二の舞?」

編集部

 スーパーマラドーナの武智の暴言配信が話題となっている。12日にインスタグラムの配信において「低所得者のバカ」「世の中には本当のクソがいる」などと暴言を吐きまくったのだ。武智は泥酔した様子で、漫才で見せる武闘派ツッコミさながらのドスの効いた声で話し続けた。

 この配信を『M-1グランプリ2018』(テレビ朝日系)の終了後に、とろサーモンの久保田かずのぶらと行った審査員の上沼恵美子に対する暴言と比べる声が多い。だが、泥酔しての素人との口論といえば、思い出されるのがインパルスの堤下敦である。

 堤下といえば、2017年6月に抗アレルギー薬と睡眠薬を飲んだ状態で自動車を運転し、自爆交通事故を起こした。幸いけが人はいなかった。だが10月にも、ごみ収集車に後ろから追突する事故を起こし、けが人も出たことから、吉本興業は堤下に謹慎処分を下した。

 1年後の18年10月に活動再開を発表するも、当分の間は地元・神奈川県の「住みます芸人」としての活動となる。かつてのような全国区のテレビ番組にコンスタントに出る復帰へは至っていない。

 堤下がこうした不祥事を繰り返す前、今思えば布石とも言える騒動を起こしている。それが15年の11月に起こした、ネット生放送でのバトルだ。

 堤下は自身の公式チャンネルの生放送で女性視聴者と会話をしていたが、途中から口論になり、「バカ」「ボケ」といった汚い言葉を連発。この時の堤下は、かなり酒が入った泥酔状態であった。

 今回の武智の行動は、堤下のこのネットバトル事件を彷彿とさせる。仕事がない時期かつ、酒の入った状態でのネット配信は、芸人にとって精神衛生上決して良いものではないと言えそうだ。(文=相川ナロウ)

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