ジャルジャル後藤「まさかの大抜擢」初の単独主演、YouTubeの毎日ショートコントで鍛えた演技力がついに試される!

編集部

 お笑いコンビのジャルジャル・後藤淳平が、今夏公開予定のc『ロックンロール・ストリップ』で初の単独主演を務めることが発表された。

『ロックンロール・ストリップ』は、俳優で小説家の木下半太が手がけた自伝的小説の実写化だ。大阪のストリップ劇場を舞台に、映画監督を夢見る劇団座長が売れない劇団員たちと繰り広げるエンターテインメント作品で、木下自らがメガホンをとる。主演に抜擢された後藤は「僕の下積み時代の話と重なる部分があったので、思い切ってチャレンジさせてもらいました」と意欲を語った。

 ジャルジャルといえば、2018年2月からYouTubeの「ジャルジャル公式チャンネル」で毎日1本ずつショートコントを配信し続けており、その総再生回数が3億回を突破するなどネットでも大きな話題となっていた。芸歴もそれなりに長く、すでに若手芸人ではない2人だが、今もコントと向き合う姿勢は誠実そのもの。今度の抜擢は、日々コントで磨き上げてきた演技力も評価されたのかもしれない。

 後藤は、過去に出演した映画『ヒーローショー』でも、井筒和幸監督から「そこらの若手より全然うまい」とお墨付きをもらっていたほどのポテンシャルの持ち主で、他では三谷幸喜作品にも出演。今回の映画にも期待がかかる。

 自伝的小説が原作だけあって、劇中には監督である木下の体験がふんだんに盛り込まれている。中でも印象的なのは、主人公に放たれる「お前、映画監督になれると思ってんのか?」というセリフ。後藤は「それを実際に映画監督になった監督が撮影しているという状況に鳥肌が立ちました」と撮影中のエピソードを語る。

 後藤の主演発表後、木下は自身のツイッターで「後藤くんの演技、ほんま良かった。みんな絶対観に来てな!」と映画を宣伝した。木下監督自身にとっても思い入れが強いであろう今回の作品が、俳優・後藤淳平としての代表作になるかもしれない。公開を楽しみに待つファンも少なくないだろう。

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