乃木坂46の4期生が出演するバラエティー番組『乃木坂どこへ』（日本テレビ）が、今月16日深夜に最終回を迎えた。番組ではMCとしてメンバーを見守ってきたお笑いコンビ・さらば青春の光の森田哲矢が、メンバーそれぞれの印象や成長について話すシーンがあった。
乃木坂46といえば、人気メンバーである白石麻衣が今月25日に発表される25thシングル「しあわせの保護色」での活動を最後にグループを卒業することが決まっている。白石は2年ほど前から卒業を考えていたそうで、自身のブログで卒業について語った際には「後輩も頼もしく成長していき、私ももう乃木坂で甘えてられないなと思い昨年の夏頃に改めて卒業のことを考え決断致しました」と記していた。
白石が、“頼もしい”と表現した4期生。今回の放送でも森田は、乃木坂46の一員として大きく成長するメンバーたちを評価した。企画に前のめりで実はちゃんとできるのが掛橋沙耶香、グループ内でも気遣いが細やかなのが矢久保美緒、大事な場面でしっかり決められるのが柴田柚菜。メンバーの評価はさらに続く。
年長者ながら意外とチャーミングな田村真佑と、反対に、最年少に思えないぐらい落ち着いている筒井あやめ。賀喜遥香は何をやっても総合力が高く、金川紗耶はキャラ作りが上手い。北川悠理には何か持っていると思わせる魅力があり、早川聖来は感情の表現が上手になってきたという印象だそう。そして、番組中で1番成長したのが遠藤さくら。最後に、何事も常に全力で挑むのが清宮レイだ。
その成長は「しあわせの保護色」の初回仕様限定盤Type-DのC/Wに収録される、4期生楽曲「I see…」のMVでも見られる。センターを務めるのは賀喜遥香で、秋葉原を中心に都内各所で2日間にわたり撮影された。卒業に花を添える、後輩たちの成長が詰まった楽曲に、白石もきっと感慨深い思いを抱くことだろう。
あるインタビューで、白石は「乃木坂46が好きで入ってきてくれたメンバーばかり（中略）自分自身の卒業後はきっと、若い子たちがそれぞれ輝きながら新しい“乃木坂像”を作り上げていってくれると期待しています」と話していた。それぞれの個性を伸ばす4期生たちが、これからどんなグループを作り上げていくのか楽しみだ。
