マスコミ業界における“人気若手女優”枠の世代交代と芸能界を取り巻く厳しい現状!!

編集部
  週刊誌の編集長はこう嘆く。

「こちらの実力不足、努力不足を差し置いても、ハッキリ言って今の若い女優たちの記事や特集を組んでも読者の反響には結びつきにくい。最近だと能年の独立騒動は読者アンケートを見ても、注目度は高かったけど、あれは特殊なケースでしょう。熱愛ネタやゴシップネタ、スキャンダルネタに関しては、その差は一目瞭然だよね。沢尻や長澤、メイサなんかはちょっとしたこぼれネタでも、それなりの反響があったからね。ファンはもちろん、アンチファンも含めて注目を集める存在だったし、キャラが立っていたということなんだろうね」

  存在感やキャラ立ちという点においては、“新・人気若手女優世代”は先輩たちの足元にも及ばないのが実状のようだ。

「シビアな話ですが、娯楽の多様化などもあり、世間の芸能界に対する注目度は一昔前に比べると格段に落ちています。そのことは、テレビの視聴率低迷やCD売上や映画の興行収入の減少、週刊誌や実話誌、女性誌、テレビ誌、スポーツ紙など芸能を扱う紙媒体全般の衰退などを見ても明らかです。電車の車内を見渡しても、若い人たちはスマホでゲームに興じたり、SNSで交流したりしていて、そもそも芸能の話題すら口にする機会が減っています。10代や20代前半の彼女たちに芸能界およびその周辺業界の未来を託すのは酷かもしれませんが、かかる期待は想像以上に大きい。“炎上社会”と言われる昨今、何かと矢面に立たされやすい芸能人にとっては生きにくい時代とは思いますが、ヘンに丸くならず、優等生然とせず、スケール感のある女優としてさらなる飛躍を期待したいところです」(三杉氏)

  芸能界の未来を担う“新・人気若手女優世代”には、公私両面においてさらなる存在感を放ってほしいものだ。

マスコミ業界における“人気若手女優”枠の世代交代と芸能界を取り巻く厳しい現状!!のページです。エンタMEGAは、エンタメカルチャーの最新ニュースをいち早くお届けします。芸能ニュースの真相に迫るならエンタMEGAへ!