大相撲「NHK視聴率上昇」無観客が奏功…力士「超ピリピリ」現状も開催に意義はある?

編集部

「なんとしても開催して赤字を拡大させたくないという相撲協会の意向が働いたようです。無観客にすることで1日あたり6500万円といわれる入場券売上がなくなり、さらにグッズ、お弁当等の販売収入もゼロとなり、10億円近くの減収となりました。

それを少しでも取り戻すべく、1場所5億円と言われるNHKと結ぶ放映権料だけは確保したいという思いがあったようです」(同)

 そのNHKの平均視聴率は無観客になったことで昨年より上回っているというのだからNHK側がニンマリしているのはまちがいなさそうだ。静寂のなか、体をぶつける力士のなかには「稽古みたい」「なんのために相撲をとっているか分からない」「いつものように力が入らない」「気持ちがふわふわする」といった声が聞かれる。

 異例ずくめの春場所はどういった千秋楽までどういった展開をみせるのか注目が集まる。コロナの恐怖に世間が怯える中だが、テレビを通して力士の熱い闘いを届けられるのなら、やる価値はあるように思われる。

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