志田未来「アニメ愛はガチ」女優業と同じくらい声優業でも存在感を放てるか?主演アニメ映画に注目集まる

編集部

 アニメ映画『泣きたい私は猫をかぶる』が、6月5日に公開される。制作は映画『ペンギン・ハイウェイ』で知られるスタジオコロリド。ある秘密を抱える中学2年生の笹木美代と、笹木が思いを寄せるクラスメイトの日之出賢人をめぐる物語だ。

 本作でW主演を務めるのは、笹木役に女優の志田未来、日之出役に実力派声優の花江夏樹。26歳でありながら芸歴20年の志田は、女優業に比べると声優業でのキャリアは浅いが、かねてから公言するほど、アニメへの愛は本物だ。

 そのガチッぷりは週刊誌でも報じられており、バラエティ番組では推しアニメに対するトークが止まらず、出演者を置いてきぼりにしたことも。2018年のアニメ映画『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE 2人の英雄(ヒーロー)』に出演した際は、控えめに「本当に出演できてうれしいの一言です」と話していた。

 これまでも声優として、先述の『ヒロアカ』やスタジオジブリ作品、『クレヨンしんちゃん 襲来!!宇宙人シリリ』などの話題作へ出演してきたが、声だけに感情をのせきって演じる技術については、志田自身「まだまだ足りていない」と語っている。プロの声優と共演するにあたっては、自分の声が浮かないよういつも以上に練習を重ねたという。今作も、共演するのはベテラン声優の山寺宏一や、おぎやはぎの小木博明といったそうそうたる面々。好きだからこそ、プレッシャーも大きい。

 しかし、以前あるインタビューで「声優業の醍醐味」について問われた時には、「ものすごく個人的な話ですが、アニメが好きなので、アニメ作品に出演することへの喜びが、他の方よりも大きいと思う」と率直に語っていた志田。女優として成功してきた実力に、“好きこそものの上手なれ”が加われば、一体どれだけ伸びしろがあるのか。

 今回共演する山寺や、業界の大先輩である戸田恵子など、声優としても俳優としても成功している先輩方はいる。志田もそのひとりとなれるのか、今後の声優業での活躍が楽しみだ。

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