ナスD出演ヒマラヤ特番で「表示間違い」? “酸素濃度”濃すぎてネット騒然「中学生レベルじゃん!」

編集部

 さらにこの表記ミスには、専門家ゆえの落とし穴があったのではないかという指摘もあるようだ。

「今回の大気をはじめとした体積あたりの酸素量を酸素分圧という言葉で表しますが、この言葉はあまりメジャーじゃありませんからね。これは私の推測ですが、製作の現場には山に精通した人が多く、薄くなるのが大気そのものであって、酸素の割合ではないということを常識であると考えてしまったんじゃないでしょうか。

 酸素分圧という言葉ではなく、濃度で表せばわかってくれるという判断でああなったんでしょう。プロゆえの落とし穴というか、こういうツッコミが来るとは全然思ってなかったんじゃないかなと思いますね。まあ、『標高0mに比べての酸素濃度』みたいな表記にしておけばよかったんでしょうけど」(同上)

 放送したテレビ朝日側に問い合わせたところ、「資料がなく回答できない。制作サイドに伝えておく」「訂正があればホームページ内で行う」と回答。テレビ局側も視聴者の指摘を把握していないようだ。

 番組の内容とあまり関係ないところで思わぬケチがついてしまったこの番組。ある意味では、万人にわかりやすく伝えないといけないという大マスコミの難しさを端的にあらわした騒動と言えるのかもしれない。

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