ナスD出演ヒマラヤ特番で「表示間違い」? “酸素濃度”濃すぎてネット騒然「中学生レベルじゃん!」

編集部

 テレビ朝日社員である友寄隆英。自身が担当した紀行バラエティ番組『陸海空 地球制服するなんて』の企画内で、染料を体に塗りたくり、しばらく落ちずにナスのような肌色になってしまったことから、“ナスD”の愛称でも親しまれる彼が出演した番組が、とある表記によって話題を集めている。

 8日にテレビ朝日系列では開局60周年記念番組『氷と雪に閉ざされた秘境の地 天空のヒマラヤ部族 決死の密着取材150日間』が放送された。

 これは、友寄がヒマラヤ最奥にあるという聖地、ネパール・ドルポを訪れるために旅をするという番組。放送では、13日間友寄いわく「アジアの中では一番原始的な暮らしを送っている」というティンギューという集落に13日間歩き続けて到着する様が流された。

 番組内では、現在の標高と酸素濃度のデータがほぼ常時表示されていたが、その中で酸素濃度がスタート地点の標高1,400mでは88%、最も標高が高い5,000m台の場所でも50%程度と表記。視聴者からは「標高1,400mで酸素濃度88%のわけないだろ 標高0mで21%だぞ。アホか」「ヒマラヤの酸素濃度濃すぎ」という指摘がSNSを通じて殺到。「喘息の私には羨ましいほどの酸素濃度でびっくりしました」などの皮肉まで飛び交う事態となったのである。

 この件について、ネット上では「平地の酸素濃度に対する濃度ってことか」「言いたいことはわかるけどね」と理解を示す声もあるが、「中学生でもおかしいって気付くレベル」「作った奴が馬鹿だとこうなる見本だな」と、明らかに誤解を招く表記を行った事に問題があるという声が圧倒的に多くなっている。

「基本的に標高が高くなっても、大気の組成はほぼ変わらず、酸素濃度は一定ですからね。気圧が下がって空気が薄くなることで、結果として取り込める酸素の量が少なくなることから、高山病などの病を起こす原因となるわけです。

 なので、大気中の酸素の割合としての濃度ではなく、地上と比べて体に取り込める酸素の濃度が表記の通りのパーセンテージだったという事なんでしょう」(登山雑誌編集)

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