太田光「背水の陣」新番組出演で醜態晒す可能性?大御所&知識人の看板は大丈夫?

編集部

 真面目な教育番組で暴れる太田も見てみたい。

 NHKは9日、2020年度の新番組『世界にいいね!つぶやき英語』(Eテレ)のレギュラーに、お笑いコンビ・爆笑問題の太田光を起用することを発表した。出演について「『覚えるとつぶやけるようになる』フレーズも習得したい」と意欲を見せる太田だが、過去には英語に対し自身の才能の無さを嘆いていたこともあった。多くの著書を出版しワイドショー番組のMCも務めるなど知識人ポジションを築き上げている大御所芸人が、苦手の英語で全国に醜態を晒してしまう日は来るのだろうか。

『つぶやき英語』はSNSのつぶやきを通して、世界的ニュースや旬の話題を世界の人々がどんな思いで見つめているのかを読み解いていく英語情報番組だ。先日番組担当として発表されていたNHKアナウンサーの保里小百合に続き、今回太田の出演も明らかになった。太田は、Eテレの『ニュースで英会話』『ボキャブライダー』などで英語を学んだ経験があるといい、さらなる英語の習得に前向きな姿勢を示した。

 だが太田はかつて『爆笑問題カーボーイ』(TBSラジオ)で、英会話を学んでいるがリスニング力が上がらないことを嘆き、「才能ないのかな」と落胆していたことがあるほど英語を苦手にしているようだ。今回の番組も、政治ニュースなど、話題によっては専門用語が連発することは必至。専門家の解説も入るだろうが、難解なジャンルはコメントを言うどころか理解するのも苦労するのは間違いない。

 ネット上では、太田の出演に対し「教養(番組への出演)はやめてほしいね」という批判があがる一方で、意外にも応援コメントも少なくなかった。「50代半ばで上り調子の芸人って言うのは珍しい」など、衰えを見せないベテランの勢いに驚く声や、「太田のような言葉にこだわる奴がそれを英語でどう表現するのかを学べるなら面白いかも」と、知識人としての太田の活躍に期待するファンも見られた。

 情報誌「日経エンタテインメント!」の「一番嫌いな芸人」ランキングでは、2018・2019年と2年続けて個人でランクインしている太田だが、思っていた以上に太田の支持層は盤石のようだ。さらに今回苦手な英語に体当たりで挑んでいけば、チャレンジ精神に共感した人々が応援に転じ、嫌いな芸人ランキング脱出の可能性すらあるだろう。太田は番組でどんな英語の才能を見せてくれるのだろうか。その放送日が待ち遠しくなってきた。

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