松下洸平「役者人生の分かれ道」?出演映画新カット公開も世間の反応薄く、このままでは八郎さんがキャリアハイ?

編集部

 “朝ドラブースト”は保って1年弱だろう。

 今年5月に公開される映画『燃えよ剣』の新たな場面カットが6日、公式Twitter上で公開された。現在連続テレビ小説『スカーレット』(NHK)に出演中の俳優・松下洸平が、朝ドラとギャップのある新選組・斎藤一としての姿を披露している。そんな朝ドラでヒロインの元夫・十代田八郎としてプチブレイクを果たした松下だが、世間に顔は浸透しきっておらず、まだ“誰?”感が拭えないのも事実。今年33を迎えた松下もここで踏ん張らなければ、“八郎さん”がキャリアハイになってしまう恐れもあるだろう。

『燃えよ剣』のTwitter公式アカウントは、松下の誕生日である3月6日に「#新選組 副長助勤 #斎藤一 役 #松下洸平 さんお誕生日おめでとうございます」というお祝いツイートとともに新規カットを投稿。「#スカーレット でひと際注目を浴びる松下さん」と、出演中の作品に言及しながら、映画での松下の見どころを紹介した。そのツイートに、松下ファンからも「公式さんありがとうございます!」などの感謝のリプライが相次いでいた。

 松下は歌手として芸能活動をスタートさせ、2009年の舞台出演を機に俳優としても活動を始めた経緯を持つ変わり種だ。そのためテレビドラマなどでは1話のみの出演に留まるなど、お世辞にも俳優として顔が売れているとは言えない現状だ。そんな松下が、「#八郎沼 」なる言葉まで生まれた当たり役を掴んだ『スカーレット』も今月で最終回を迎えてしまう。このままでは朝ドラの終了とともにメディア露出はほぼゼロに落ち、お茶の間も映画が始まる前に松下の顔を忘れてしまう可能性すらある。

 そんな松下の時代劇姿にネット上からは「江口の斎藤一は越えて欲しい」といった同モデルを演じた他俳優を引き合いに出したファンからの激励の声もある一方で、「弱そうな斎藤やな」「八郎は朝ドラでも稀に見る影の薄い旦那さんだよね」と、まだ役者としての印象の薄さを指摘する声も少なくなかった。また、「何作目だよ燃えよ剣」と、映画やドラマ・舞台で何度も題材にされる原作・司馬遼太郎不朽の名作の人気ぶりに驚くユーザーも現れた。

 過去作品も多い『燃えよ剣』では、中途半端な存在感では作中で印象に残ることも難しいだろう。『スカーレット』がキャリアハイの人気となってフェードアウトしていくか、このチャンスをきっかけに人気役者へと躍進するか。すべては今後の松下次第だ。今後の成長ぶりに注目していきたい。

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