TKO木下退社報道、異なる立場でコンビ継続は不可能?

編集部

 松竹芸能に所属するTKOの木下隆行に退社報道が出ている。オジンオズボーンの篠宮暁、安田大サーカスのクロちゃんなど、後輩芸人に対する暴行をはじめとする数々のモラハラ、パワハラに会社側が業を煮やしたと言われる。

 木下の相方である木本武宏は松竹芸能に残り、コンビは解散しないと伝えられている。だが双方の所属が異なる立場でのコンビ活動の継続はかなり難しいと言えるだろう。

「所属が異なるコンビとしては、若手芸人のわらふぢなるおが知られていました。ボケのふぢわらがサンミュージック企画、ツッコミの口笛なるおがグレープカンパニーとそれぞれ異なる事務所へ所属していました。これはお互いがピン芸人として活動していた事務所にとどまったためですね。ネタ見せは双方の事務所で行っていました。しかし、マネジメントで問題があったのか、ふぢわらが移籍し、現在はグレープカンパニー所属芸人となっています」(芸能関係者)

 さらに、ビートたけしの独立騒動に関しても、所属が異なるコンビが誕生しかけた。

「浅草キッドですね。ビートたけしがオフィス北野から、新事務所のT.Nゴンへ移籍したゴタゴタで、浅草キッドの玉袋筋太郎がオフィス北野を辞めフリーになると報じられました。この時、相方の水道橋博士は心労から芸能活動を休業しており、コンビは解散もしくは活動休止かと言われました。しかし、玉袋は退社をとどまり、新会社のTAP所属となり、博士も復帰を果たしています」(前出・同)

 彼らの師匠であるビートたけしも、コンビのツービートを長年に渡って解散していない。ただ、実際に具体的な芸能活動が出来たのは2014年から18年にかけてオフィス北野へ所属していた時期に限られる。やはりコンビでの活動を行うにあたって窓口の一本化は必要だと言えるだけに、TKOの「解散しない」明言は、苦しい釈明とも取れそうだ。(文=相川ナロウ)

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