AKB48「自宅が神席」“会いに来るアイドル”に進化?スマホ5Gサービスで坂道グループに反撃!

編集部

 数年後には握手会もスマホごしにできるようになるかもしれない。

 横山由依、柏木由紀らアイドルグループ「AKB48」のメンバー7人は5日、次世代通信規格・5Gサービスの発表会に登場。「5G LAB」など、新たなテクノロジーで提供されるサービスを体験した。AKBは近年、全盛期の勢いを失い“公式ライバル”「乃木坂46」など坂道グループの人気ぶりに遅れを取っている状況だ。「会いに行けるアイドル」という斬新なコンセプトでデビューしたAKBが、時代の最先端を行くテクノロジーとのコラボで最先端アイドルへと返り咲く。

 27日からサービスが開始される5GをPRするイベント「SoftBank 5G 新商品・新サービスに関する発表会」に出演したメンバーたち。好きな視点から映像を楽しめる「FRスクエア」や、臨場感が特長の「VRスクエア」など、5Gのテクノロジーを用いた次世代コンテンツを先行体験した。横山は「AKB48は『会いに行けるアイドル』だけど、『会いに来るアイドル』になりますね!」とコメントし、ファンとの新たな接点が生まれたことを喜んだ。

 AKBといえば、2010年頃から人気が上昇し世代を超えた多くのファンに愛されてきたグループだ。「SKE48」や「NMB48」など姉妹グループも数多く抱え、“国民的アイドルグループ”としての地位を確立してきた。だが近年は、乃木坂や「欅坂46」「日向坂46」といった坂道グループが大きく躍進し、テレビやCM、雑誌に引っ張りだこだ。逆にAKBグループはメディア露出が縮小してきた気配もあり、人気面で逆転された感は否めない。だからこそ5Gという新技術を武器に、令和の時代に改めて最先端を走るアイドルへと返り咲くことが期待される。

「会いに来るアイドル」という新たなステージに進んだAKBに、ネットからも「最高過ぎる!」「色んな推しメンを選んで観れるMVも嬉しいですね」「めちゃくちゃ可愛くてスクショしまくっちゃった」など、自宅にいながら“神席”でライブを楽しめる新サービスを絶賛する声が続出。中には「こういうサービスを通して公演が見れるって海外にいる方にとっていいサービスですね」と、グローバル化する時代にぴったりな楽しみ方のメリットを実感するファンも現れた。

 秋葉原というテクノロジーのメッカで生まれたAKBが、新たなテクノロジーと融合してかつての勢いを取り戻すことができるだろうか。ライバルは当然、公式ライバル・乃木坂だ。AKBと乃木坂が競い合って切磋琢磨することで、令和の世の中にフィットした新たなアイドル像が生まれるかもしれない。今後の伸びしろに期待したい。

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