吉岡里帆「実は努力家」ダントツの実力は認めざるを得ない?演技もモデルも、世界観づくりが最高に上手い若手女優の素顔とは…

編集部

 若手女優の中でも、頭角をあらわしてきたのが吉岡里帆だ。

 昨年1月から12月に発売された雑誌など約1万誌の中で、表紙を飾った回数が多かった女性に贈られる「第6回カバーガール大賞」が今月4日に発表され、女優の吉岡里帆が総合1位となる大賞を受賞した。吉岡は女性ファッション誌をはじめ、少年マンガ雑誌や週刊誌などさまざまな媒体に登場。マネージャーから発表を聞き、共に喜びを分かち合ったという吉岡は「『本当に頑張ってきてよかった!』『やっとここまで来たね~』みたいな話をしました」と明かした。

 吉岡は2013年に芸能界デビュー。2016年には結婚情報誌「ゼクシィ」の9代目CMガールとして起用された。NHK連続テレビ小説「あさが来た」や、日本テレビ「ゆとりですがなにか」に出演し、2019年には映画「パラレルワールド・ラブストーリー」のヒロイン役と「見えない目撃者」の視力をなくした元警官役という、両作での演技が評価され、第43回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞している。

 持ち前の清楚な美しさに加えて、たしかな演技力という強力な武器を持つ吉岡は、今月まで出演していた舞台「FORTUNE」でも存在感を示していた。主演であるV6・森田剛が思いを寄せるヒロインという役柄で、時には森田をしのぐ印象的な演技を見せたのだ。ドラマだけでなく、映画に舞台と、それぞれ見せ方の違いを理解して演じることのできる吉岡のすごさは、もはや認めざるを得ない。男性受けする外見からアンチも少なくない吉岡だが、その素顔は天然で、努力家。俳優を目指すために小劇場の舞台に立ち続け、上京資金を貯めるために滋賀県の大津プリンスホテルでアルバイトをしていたこともあり、約1年後に朝ドラ女優としてイベントに出演した際には同ホテルにも立ち寄り、温かく迎え入れられたという。

 そういった努力をこれみよがしに見せるタイプではないのが吉岡の美点であり、ある意味では欠点なのかもしれない。誰もが否定できない“かわいさ”を、“あざとさ”と感じ、嫉妬してしまう人も少なくない。しかし、バッシングも関係なく吉岡は突き進む。女優という夢に今も挑戦し続ける吉岡には、男女問わず支持したいと思わせる本質があり、実際にカバーガール賞に選ばれたのもその証といえる。

 将来、実力派女優として広く名前を知られるようになる日も、そう遠くないのかもしれない。

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