霜降り明星、ミキ、EXIT新番組は人気芸人を揃えただけ? 過去の失敗例も

編集部

 今をときめくお笑い第7世代の芸人が集った、新番組『霜降りミキXIT』(TBS系)が話題だ。月曜の深夜帯で4月度よりスタートする。だが、人気芸人を頭だけ揃えた番組になるのではないかといった批判が一部のお笑いファンから生じている。

 旬の人気芸人が集った番組といえば、ダウンタウンとウッチャンナンチャンらによる『夢で逢えたら』(フジテレビ系)や、ナインティナイン、よゐこ、極楽とんぼらが集った『とぶくすり』(同)などが知られている。

 この番組は後に『めちゃ×2イケてるッ!』へと繋がるのはよく知られている。このほか、『めちゃイケ』の弟分的な番組としてはキングコング、ロバート、ドランクドラゴンらが集った『はねるのトびら』(同)などが知られている。

 だが若手芸人を集めた番組はこうした成功例ばかりではないのも確かである。1997年放送開始の『少年サトル』(同)はココリコ、ふかわりょう、つぶやきしろーが事務所の垣根を越えて集まるも高い人気は得られず1年で終了。

 2014年放送開始の『ミレニアムズ』(同)では、オードリー、ウーマンラッシュアワー、ナイツ、流れ星、南海キャンディーズ山里亮太の2000年デビューの漫才師9人が集められた番組であったがこちらも1年で終了してしまう。のちにオードリーや山里はスタッフと折り合いが悪かったと振り返っている。

 若手芸人を名前だけで集めたとしても深夜番組ならば見切り発車は可能である。ただ、その後の成功可能性は未知数である。番組内容をどこまで煮詰められるかに加え、芸人間の相性の問題もあるだろう。『霜降りミキXIT』は多忙を極める3組が出演するだけに、彼らがどこまで労力を注げるかが要と言えそうだ。(文=相川ナロウ)

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